特許
J-GLOBAL ID:200903010451893832
スイッチング電源装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏原 三枝子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-127812
公開番号(公開出願番号):特開2004-201482
出願日: 2003年05月06日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】スイッチングトランスに発生する直流磁束成分を出力電流または入力電流でキャンセルし、スイッチング電源の効率をより改善する。【解決手段】トランスの一次巻線にタップを設けて、このタップを入力巻線のマイナス側に接続することによって、銅損や鉄損を更に抑えるようにした。また、汎用のスイッチング電源用コントロールICを使用可能とした上で、出力電流または入力電流で直流磁束成分をキャンセルするように構成して、スイッチング素子の制御が容易にした。これによって、コア間のギャップをより狭くする、あるいはギャップをなくして、巻線のターン数を少なくすることが可能となり、銅損や鉄損がさらに減少されて、より高効率な電源装置を提供すようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力電源と;1次巻線と、2次巻線と、入力巻線と、前記2次巻線に直列に接続された磁束キャンセル用巻線を具えるトランスと;前記1次巻線の一端に接続され、これに流れる電流をスイッチングする主スイッチと;前記1次巻線の他端をバイパスするバイパスコンデンサと;前記1次巻線に発生するサージ電圧をクランプする副スイッチと;この副スイッチと、当該副スイッチに直列に接続されたクランプコンデンサとで構成されており、前記1次巻線に並列に接続されているクランプ回路と;前記主スイッチがオフの時に前記直列に接続されている2次巻線と磁束キャンセル用巻線に流れる電流を整流する第1の整流スイッチと;前記主スイッチがオンの時に前記磁束キャンセル用巻線に流れる電流を整流する第2の整流スイッチと;前記磁束キャンセル用巻線を流れる電流を平滑する平滑コンデンサとを具え、前記磁束キャンセル用巻線が前記入力巻線と1次巻線と2次巻線で生じる磁束方向に対して逆向きに接続されている電源装置において、前記1次巻線に中間タップを設け、前記直流電源からの電流を前記入力巻線を通ってこの中間タップを介して前記第1のスイッチに供給するように構成したことを特徴とする。
IPC (1件):
FI (3件):
H02M3/28 M
, H02M3/28 E
, H02M3/28 H
Fターム (30件):
5H730AA02
, 5H730AA14
, 5H730AA15
, 5H730AA18
, 5H730AA19
, 5H730BB23
, 5H730BB43
, 5H730BB57
, 5H730BB65
, 5H730BB80
, 5H730BB95
, 5H730BB98
, 5H730CC01
, 5H730CC03
, 5H730DD04
, 5H730DD41
, 5H730DD43
, 5H730EE02
, 5H730EE06
, 5H730EE07
, 5H730EE08
, 5H730EE10
, 5H730EE13
, 5H730EE19
, 5H730EE60
, 5H730EE72
, 5H730EE80
, 5H730FG01
, 5H730XX04
, 5H730XX12
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