特許
J-GLOBAL ID:200903010456347321
分散型データベースの排他制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195804
公開番号(公開出願番号):特開平10-040154
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 通信回線により結ばれた計算機ネットワーク上で動作する分散型データベースにおいて、サーバやロックサーバによる排他制御では処理効率が悪くなる。【解決手段】 データの識別子と排他レベルなどからなる鍵を各計算機x,y,zに付与し、この鍵は、鍵を所持している計算機だけにデータ操作を許可し、鍵の譲渡、貸与、回収、返却で各計算機によるデータ操作を可能にする。読み出しのみが可能な鍵を複数の計算機に貸与することで並列参照を可能とし、鍵に認証のための情報を付加することで、譲渡や貸与に制限を加え、鍵に譲渡あるいは貸与の待ち行列を付加することで、操作の予約を可能とし、鍵を回収することによる排他レベルの格上げを可能とする。
請求項(抜粋):
通信回線により結ばれた計算機ネットワーク上で動作する分散型データベースにおいて、データベース中の各データの操作について、データの識別子と排他レベルなどからなる鍵を各計算機に付与し、前記鍵は、以下の使用方法、・必要な排他レベルを満足する鍵を所持している計算機だけにデータ操作を許可する。・鍵を所持していない計算機は、マルチキャストなどの通信方式を用いて鍵の譲渡あるいは貸与を要求する。・鍵を所持している計算機は、それを譲渡あるいは貸与することができる。・読み出しのみが可能な鍵を複数の計算機に貸与することで並列参照を可能とする。・鍵を貸与された計算機はトランザクションの終了時などに鍵を返却する。・書き込み可能な鍵を穣渡することにより、データに対する優先操作権を放棄することを可能とする。・鍵に認証のための情報を付加することで、譲渡や貸与に制限を加えることを可能とする。・鍵に譲渡あるいは貸与の待ち行列を付加することで、操作の予約を可能とする。・複写のための読み出し鍵を用いることで、複製データベースの生成を可能とする。・鍵を回収することによる排他レベルの格上げを可能とする。・データの更新値をマルチキャストなどの通信方式を用いて配布する。・マルチキャストなどの通信方式を用いてデータの更新値を受信することにより複製データベース管理者となり得る。とすることを特徴とする分散型データベースの排他制御方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 535
, G06F 12/00 545
FI (2件):
G06F 12/00 535 Z
, G06F 12/00 545 A
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