特許
J-GLOBAL ID:200903010465921839

十字軸自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203920
公開番号(公開出願番号):特開平11-037171
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】一対のヨークを連結する十字軸の軸部の長さを長くして、十字軸がヨークから外れにくくする。【解決手段】十字軸30の軸部33の先端外周縁における、基準線Lを中心として±40°の範囲内に、面取り角度αが25〜55°、大きさが0.5〜2.5mmの面取りMを設ける。これにより、ヨークに対する十字軸30の組付性が向上して、軸部の長さの長い十字軸30を組み付けることができ、十字軸がヨークから外れにくい。しかも、面取りMのある部分にはほとんど荷重が作用しないので、面取りMを設けることによる十字軸30の強度低下は問題にならない。
請求項(抜粋):
基端側に軸との結合部を有し、先端側に二股部を有する一対のヨークと、各ヨークの前記二股部に穿設された軸受孔に嵌合された軸受と、十字状の4個の軸部を有しこれら軸部が前記軸受によって回動自在に支持されることにより前記一対のヨークを連結する十字軸とを備え、前記一対のヨークの連結時に、前記十字軸の4個の軸部のうちの同軸上の一対の軸部を、前記一方のヨークにおける前記軸受が未嵌合状態の2個の前記軸受孔に対して前記二股部の内側からそれぞれ挿入し、その後、前記軸受孔と前記軸部との間に前記軸受を介装してなる十字軸自在継手において、前記十字軸の4個の軸部の軸心を含む平面に直交し、かつ前記各軸部の先端部中心を通る直線を基準線とすると、各該基準線を中心として各軸部の周方向に沿った±40°の範囲内における各軸部の先端外周縁に、前記軸受孔に対する前記軸部の挿入を容易にするための面取りを設け、該面取りの大きさを0.5〜2.5mm、前記軸心に対する面取り角度を25〜55°に設定する、ことを特徴とする十字軸自在継手。
IPC (2件):
F16D 3/26 ,  F16D 3/41
FI (2件):
F16D 3/26 X ,  F16D 3/41 M

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