特許
J-GLOBAL ID:200903010467219589

反射探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334899
公開番号(公開出願番号):特開平11-153663
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 警報領域を設定する扇形マーカの表示を行うための演算処理を簡便で合理的な演算処理で行える反射探知装置を提供する。【解決手段】 反射探知装置500は探知画像415の中心点P0と同一中心で画かれる扇形マーカ416により警報領域412を設定する。マーカ入力回路301で扇形マーカ416の対角点P1・P2を指定する。対角点P1と中心点P0との座標差x1・y1の2乗平方根演算により半径R1を、また、対角点P2と中心点P0との座標差x2・y2の2乗平方根演算により半径R2を得る。半径R1・R2の比による比例演算により他の対角点P3・P4の座標差x3・y3と座標差x4・y4を得る。対角点P1・P4と半径R1、または、同対角点と中心点P0とにより円弧C1を、また、対角点P2・P3と半径R2、または、同対角と中心点P0とにより円弧C2を得る。極座標による角度演算・半径演算から直交座標への変換とその逆の変換が不要になり演算処理が簡便になる。
請求項(抜粋):
極座標の形態で得られる探知信号を直交座標の形態に変換し、前記探知信号による探知画像を前記直交座標と関連づけた直交走査によって表示するとともに、警報領域を表すための前記探知画像の中心点(以下、探知中心点という)を中心とする扇形で任意の箇所に位置付けられ得る領域を前記扇形の対角点を指定した入力にもとづいて設定する反射探知装置であって、前記対角点のうちの一方の点(以下、第1点という)の前記直交座標と前記探知中心点の前記直交座標とのX座標・Y座標の各差を座標差x1・座標差y1とし、前記扇形の一方の円弧(以下、第1円弧という)の半径を半径R1として、2乗和平方根演算R1=√〔(x1)2+(y1)2〕により、前記半径R1を得る第1半径演算手段と、前記対角点のうちの他方の点(以下、第2点という)の前記直交座標と前記探知中心点の前記直交座標とのX座標・Y座標の各差を座標差x2・座標差y2とし、前記扇形の他方の円弧(以下、第2円弧という)の半径を半径R2として、2乗和平方根演算R2=√〔(x2)2+(y2)2〕により、前記半径R2を得る第2半径演算手段と、前記対角点とは異なる対角点(以下、異対角点という)の一方の点であって前記第1点と同一側に位置する点(以下、第3点という)の前記直交座標と前記探知中心点の前記直交座標とのX座標・Y座標の各差を座標差x3・座標差y3として、前記半径R1・前記半径R2の比率と、前記座標差x1・前記座標差y1とにもとづき、比例演算x3=x1・(R2/R1)y3=y1・(R2/R1)により、前記座標差x3・前記座標差y3を得る第3点演算手段と、前記異対角点の他方の点であって前記第2点と同一側に位置する点(以下、第4点という)の前記直交座標と前記探知中心点の前記直交座標とのX座標・Y座標の各差を座標差x4・座標差y4として、前記半径R1・前記半径R2の比率と、前記座標差x2・前記座標差y2とにもとづき、比例演算x4=x2・(R1/R2)y4=y2・(R1/R2)により、前記座標差x4・前記座標差y4を得る第4点演算手段と、前記半径R1と、前記第1点と、前記第4点とにもとづいて、前記第1円弧を得る第1円弧手段と、前記半径R2と、前記第2点と、前記第3点とにもとづいて、前記第2円弧を得る第2円弧手段とを具備することを特徴とする反射探知装置。
IPC (3件):
G01S 7/22 ,  G01S 7/295 ,  G01S 7/62
FI (3件):
G01S 7/22 ,  G01S 7/295 C ,  G01S 7/62 B

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