特許
J-GLOBAL ID:200903010472332598

直線作動機のボールねじ軸回転防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 祐川 尉一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144065
公開番号(公開出願番号):特開平7-332454
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 直線作動機のボールねじ軸の回転防止装置の提供。【構成】 回転防止装置60は、対向面間にスラスト軸受41を介在してボールねじ軸32の基端部に遊嵌された押圧力受け回転体42、引張力受け回転体43と、基端部に固定されて両押圧力受け回転体、引張力受け回転体を受け止める軸上押圧段部44、軸上牽引部47と、ハウジング35に固定されて押圧力受け回転体、引張力受け回転体を受け止める引張力ストッパー51、押圧力ストッパー52と、押圧力受け回転体、引張力受け回転体との外周に緊締装着されたコイルスプリング50とを具えている。回転防止装置60は、直線作動機の出力軸の軸方向に加わった軸方向外力がボールナットを介してボールねじ軸に作用し、ボールねじ軸に正逆回転力が発生したとき、押圧力受け回転体および引張力受け回転体の何れか一方が回転してコイルスプリングを締め込みボールねじ軸を回転を阻止する。
請求項(抜粋):
駆動モータによって正逆転するボールねじ軸上のボールナットの直線往復移動によって前記ボールナットに取付けられた出力軸がハウジングを直線的に進退動する直線作動機において、前記ボールねじ軸の基端部に形成され前記ボールねじ軸に押圧力が加わったとき前記基端部に遊嵌された押圧力受け回転体を押圧する軸上押圧段部と、前記ボールねじ軸の基端部に固定され前記ボールねじ軸に引張力が加わったとき前記基端部に遊嵌された引張力受け回転体を押圧する軸上牽引部と、前記押圧力受け回転体と前記引張力受け回転体との対向面間に介在するスラスト軸受と、前記ハウジングに固定され前記ボールねじ軸に押圧力が加わったとき前記押圧力受け回転体と前記スラスト軸受を介して前記軸上押圧段部によって押圧される前記引張力受け回転体を受け止める押圧力ストッパーと、前記ハウジングに固定され前記ボールねじ軸に引張力が加わったとき前記引張力受け回転体と前記スラスト軸受を介して前記軸上牽引部によって押圧される前記押圧力受け回転体を受け止める引張力ストッパーと、前記押圧力受け回転体と前記引張力受け回転体との外周に緊締装着されたコイルスプリングとを有し、前記出力軸の軸方向に加わった軸方向外力が前記ボールナットを介して前記ボールねじ軸に作用し、前記ボールねじ軸に正逆回転力が発生したとき、前記押圧力受け回転体および引張力受け回転体の何れか一方が回転して前記コイルスプリングを締め込み前記ボールねじ軸を回転を阻止することを特徴とする、直線作動機ボールねじ軸回転防止装置。
IPC (2件):
F16H 25/22 ,  F16D 55/08

前のページに戻る