特許
J-GLOBAL ID:200903010476952230

ディジタル復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194638
公開番号(公開出願番号):特開平10-041991
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 キャリア周波数誤差が大きい場合でも高精度にキャリア周波数誤差を検出し、補償することができるディジタル復調回路を実現する。【解決手段】 乗算手段(13)で、再生クロックに同期した遅延検波信号a7のキャリア周波数誤差を示す位相回転信号a9をN倍し、変換手段および積分手段(14,15)でこのN倍位相回転信号a10のもつ偏角に基づくベクトルを平均化し、位相検出手段(16)でその平均化したベクトルの偏角(位相)を検出し、除算手段(17)でこの位相検出信号a13を1/Nにすることにより、正しい位相回転量Δθを示すキャリア周波数誤差信号a14を出力する。
請求項(抜粋):
受信信号を遅延検波する遅延検波手段と、前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量を求め、それを平均化してキャリア周波数誤差信号を出力するキャリア周波数誤差検出手段とを備えたディジタル復調回路において、前記キャリア周波数誤差検出手段は、前記遅延検波手段の出力信号の位相回転量をN倍(Nは正整数)する乗算手段と、前記乗算手段の出力値を偏角とするベクトル信号を生成する変換手段と、前記ベクトル信号を平均化する積分手段と、前記平均化されたベクトル信号の位相を検出する位相検出手段と、前記位相検出手段の出力信号を1/Nにし、前記キャリア周波数誤差信号として出力する除算手段とを備えたことを特徴とするディジタル復調回路。

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