特許
J-GLOBAL ID:200903010480619120

雨水一時貯留槽及びその構築に用いるコンクリート製の門形ブロック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119675
公開番号(公開出願番号):特開平9-279669
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 貯留槽の底部に沈澱した土粒子を一箇所に集合させて、その除去を容易とし、貯留槽の維持管理の能率化と管理コストの低減を図る。【解決手段】 側板2,2の上部相互を連結板3で連結し且つ両側板の下部相互を耐力梁4で連結した門形ブロック5を、前後方向に且つ複数列に並設し、単位槽列9a、9bを交互に並列状態に設ける。又各単位槽列の端部を端面板13で閉塞し、且つ該並列体の隔壁を形成する門形ブロックの側板には開口部15が設けられたものとする。又該並列体の底面部の長さ方向所要部分において、これを横切るように連続した砂排除用の排除溝16を設け、該排除溝の所要部位に砂堆積用の堆砂ピット17を連設する。又各単位槽列の底部に底打ちコンクリートを打設して、排除溝又は堆砂ピットに向けて下方向に傾斜した底面を形成する。且つ排除溝の底面を前記堆砂ピット17に向けて下方向に傾斜させる。
請求項(抜粋):
所要間隔をおいて左右対向する側板の上部相互を連結板で一体に連結すると共に両側板の下部相互の両端部又はその中間部を耐力梁で連結してなるコンクリート製の門形ブロックを、その長さ方向の端部相互を連通状態にして並設することによって第1の単位槽列を形成し,この単位槽列を所要間隔を置いて並設すると共に、隣り合う第1の単位槽列の対向する側板の外面上部に形成された受台に蓋板の両端部分を支持せしめて第2の単位槽列を形成し、これによって単位槽列が並列された状態とし,且つ各単位槽列の端部を端面板で閉塞し,又前記並列体の隔壁を形成する門形ブロックの所要の側板には開口部が設けられたものとし,又前記並列体の長さ方向の所要部分において、底面部に、この並列体を横切るように連続した砂排除用の排除溝を設け、且つ該排除溝の所要部位に砂堆積用の堆砂ピットを連設してなり,又各単位槽列の底部に底打ちコンクリートを打設して、前記排除溝又は堆砂ピットに向けて下方向に傾斜した底面を形成し、且つ排除溝の底面を、前記堆砂ピットに向けて下方向に傾斜させたことを特徴とする雨水一時貯留槽。

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