特許
J-GLOBAL ID:200903010483011513
核融合炉のブランケット
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-241810
公開番号(公開出願番号):特開平6-094866
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 熱変形による伝熱特性への影響を軽減でき構造が単純で製造の容易な核融合炉のブランケットを提供する。【構成】 ブランケットの冷却材3とトリチウム増殖材4と中性子増倍材6のいずれかの材料をブランケット容器1内に充填し、その中にそれ以外の材料を充填した管を装着し、しかも冷却材3とトリチウム増殖材4の間に中性子増倍材6が介在する構造を採用した。【効果】 所定の厚さの中性子増倍材6を介して冷却し、冷却材3の温度とトリチウム増殖材4の温度との間の温度差を得ており、熱変形により中性子増倍材6の層の厚さが変化しても、伝熱特性への影響は小さい。また、高々2重管のピン型管群の集合体としてブランケットを構成してあるので、製造が容易である。
請求項(抜粋):
磁場により閉じ込められたプラズマ中の核融合反応で消費された核融合炉の燃料の一つであるトリチウムを生産するためのトリチウム増殖材と、トリチウム生成効率を高めるための中性子増倍材と、核融合反応で発生する中性子の運動エネルギーを熱エネルギーに変換し当該熱を取り出す冷却材とを収納する冷却構造を内部に有するブランケット容器を備え、前記プラズマに近接する領域に設置される核融合炉のブランケットにおいて、前記トリチウム増殖材と中性子増倍材と冷却材のうちいずれかの2つの材料を充填した管を前記ブランケット容器内に装着し、前記管と前記ブランケット容器との間の空間に残りの材料を充填したことを特徴とする核融合炉のブランケット。
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