特許
J-GLOBAL ID:200903010483537663

歯列矯正器具を歯科用インプラントに固定するための締め具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520099
公開番号(公開出願番号):特表平10-511286
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】顎骨(1)に挿入され、そして主に歯冠又は上部構造のための支持体として予定される歯科用インプラント(10)のために、取り外しができるようにインプラント(10)に固定されたアンカー基礎(30)は、予備的な矯正処置の目的でつくられた。アンカー基礎(30)の垂直方向の外側面は、付着面(31)として設計されている。支持金具(50)は、結合層(60)によって、選択された付着面(31)に固定される。歯列矯正の器具要素(70,71)は、この支持金具(50)上で締めつけられる。アンカー基礎(30)は、アンカーネジ(80)を用いてインプラント(10)上にネジで固定され、そしてその過程で回転の微調整位置で、強固にロックされる。好ましくは偏心して配置した穴(37)は、空間の状態への適応と、歯列矯正作業への適応とを促進する。アンカー基礎(30)は、インプラント(10)と支持金具(50)に適合する。いったん歯の矯正が完全になされるならば、チタンから作られた、再使用可能なアンカー基礎(30)は、簡単な方法でインプラント(10)から除去される。好ましい接着接合によって、ステンレス鋼の支持金具(50)と、アンカー基礎(30)との間の異種金属間の接触腐食は、実質的に問題とならない。
請求項(抜粋):
歯列矯正用の器具要素の固定と、顎骨(1)に合致した一つ又は複数の部分のインプラント(10)の次回の使用とのために、インプラント頭部(14)、又は軟組織(2)から少なくともいくらか突出し、接着された経粘膜(transmucosal)のユニットとを備えるとともに、歯冠又は別の上部構造の支持体として、インプラントショルダ(11)を有し、 a)インプラント(10)のインプラントショルダ(11)に合致するアンカー基礎(30)が、インプラントショルダ(11)を補足する少なくとも1つのカウンターショルダ(42)と、少なくとも1つの付着面(31-34)とを備え、 b)支持金具(50)の支持板(51)が、使用又は形成された結合層(60)によって、この付着面(31-34)に固定され、 c)結合層(60)が、代表的に、接着、ロウ付け、又は溶接であり、 d)少なくとも1つの器具要素(70,71)が、支持金具(50)に固定され、 e)直接的又は間接的に取り外しできる接続が、アンカー基礎(30)とインプラント(10)との間で、アンカー基礎(30)をロックする目的で用いられることを特徴とする歯科用インプラントの締め具。
IPC (3件):
A61C 7/20 ,  A61C 7/00 ,  A61C 8/00
FI (3件):
A61C 7/00 A ,  A61C 8/00 Z ,  A61C 7/00 Z

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