特許
J-GLOBAL ID:200903010494733553

磁束密度の高い方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-305447
公開番号(公開出願番号):特開2000-129354
出願日: 1998年10月27日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 インヒビターを使用せず表面エネルギーを利用する方法に必然的に付随する、鋼板厚が限定されること、二次再結晶方位の集積が劣ること、そして表面酸化被膜がないために鉄損が劣ること、の諸問題を解決する。【解決手段】 C:0.12重量%以下、Si:2.0 〜8.0 重量%、Mn:0.005 〜3.0重量%、Al:0.0010〜0.010 重量%を含み、Se, S,OおよびNを30ppm 以下に低減した溶鋼から製造したスラブに熱間圧延を施し、その後必要に応じて熱延板焼鈍を施してから、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施し、次いで必要に応じて脱炭焼鈍そして焼鈍分離剤の塗布を行ってから、最終仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、最終仕上焼鈍の少なくとも 850°C以上二次再結晶完了までの温度域において、1.0 °C/cm以上10°C/cm以下の温度勾配を、鋼板に付与しつつ、50°C/h以下の速度で昇温する。
請求項(抜粋):
C:0.12重量%以下、Si:2.0 〜8.0 重量%、Mn:0.005 〜3.0 重量%、Al:0.0010〜0.010 重量%を含み、Se, S,OおよびNを30ppm 以下に低減した溶鋼から製造したスラブに熱間圧延を施し、その後必要に応じて熱延板焼鈍を施してから、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施し、次いで必要に応じて脱炭焼鈍そして焼鈍分離剤の塗布を行ってから、最終仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、最終仕上焼鈍の少なくとも 850°C以上二次再結晶完了までの温度域において、1.0 °C/cm以上10°C/cm以下の温度勾配を、鋼板に付与しつつ、50°C/h以下の速度で昇温することを特徴とする磁束密度の高い方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (7件):
C21D 8/12 ,  B21B 3/02 ,  B21B 45/00 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (7件):
C21D 8/12 B ,  B21B 3/02 ,  B21B 45/00 L ,  C22C 38/00 303 V ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
Fターム (26件):
4K033AA02 ,  4K033FA12 ,  4K033HA01 ,  4K033HA03 ,  4K033JA04 ,  4K033LA02 ,  4K033MA02 ,  4K033MA04 ,  4K033RA04 ,  4K033SA02 ,  4K033SA03 ,  4K033TA01 ,  5E041AA02 ,  5E041AA11 ,  5E041AA19 ,  5E041BC01 ,  5E041CA02 ,  5E041CA04 ,  5E041HB00 ,  5E041HB05 ,  5E041HB07 ,  5E041HB09 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN17 ,  5E041NN18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-030740
  • 特公昭58-050295

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