特許
J-GLOBAL ID:200903010500870550

11C標識メチル化合物の注射製剤の自動合成装置および自動合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110086
公開番号(公開出願番号):特開平7-318694
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 定常的かつ連続的に遠隔操作による全自動で11C標識メチル化合物の注射製剤を得る。【構成】 11C核種原料生成装置で生成される11C二酸化炭素から、第一反応フラスコF1で11Cヨウ化メチルを生成し、これを酸捕集管11および乾燥管12を通して無水化した後、第二反応フラスコF2で被標識化合物と反応させて11C標識メチル化合物を生成し、ついで、クロマトグラフィー装置13を通して第三反応フラスコF3へ導入して、11C標識メチル化合物の等張生理食塩水溶液を生成し、ついでpH調節フラスコF4へ導入してpHおよび溶液の量を調節し、その後、パイロジェン吸着体器23および滅菌フィルター器24を通してバイアル等の注射液容器25に充填している。
請求項(抜粋):
11C核種原料を生成する装置と、上記生成装置から供給される11C核種原料より11Cヨウ化メチルを生成する第一反応フラスコと、上記第一反応フラスコより11Cヨウ化メチルが順次導入される酸捕集管および乾燥管と、上記乾燥管より導入される無水11Cヨウ化メチルを被標識化合物と反応させて11C標識メチル化合物を生成する第二反応フラスコと、上記第二反応フラスコで得られた11C標識メチル化合物が導入され、目的物の単離と精製を行う自動注入・分取高速液体クロマトグラフィー装置と、上記クロマトグラフィー装置から導入される11C標識メチル化合物を含む溶出液を濃縮して目的化合物を採取した後に等張生理食塩水を供給して、11C標識メチル化合物の等張生理食塩水溶液を生成する第三反応フラスコと、上記第三反応フラスコから導入される11C標識メチル化合物の等張生理食塩水溶液の液量およびpHを調節するpH調節用フラスコと、上記pH調節用フラスコから導入されるpHが調節された11C標識メチル化合物の等張生理食塩水溶液を通過させるパイロジェン吸着体および滅菌フィルターと、上記パイロジェン吸着体および滅菌フィルターを通過して得られた11C標識メチル化合物を受容する注射液容器と、上記各反応フラスコに供給される試料、溶媒およびpH調節液の貯溜容器、更に搬送用流体、洗浄溶媒、熱媒体の貯溜タンクと、上記反応フラスコを含む各機器、装置および貯溜容器の間に設けられたフローライン、該フローラインに介設したバルブ、センサーおよびポンプからなる搬送手段と、上記搬送手段を遠隔操作で動作させて、上記化合物および洗浄剤を自動搬送するための制御手段とを備えていることを特徴とする11C標識メチル化合物の注射製剤の自動合成装置。
IPC (4件):
G21G 4/08 ,  A61K 9/08 ,  B01J 19/00 ,  C07B 59/00

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