特許
J-GLOBAL ID:200903010501061566

板状形成体並びにその締結構造及びそれを用いた壁面構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-209258
公開番号(公開出願番号):特開平8-053888
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 無架設工法によるコンクリート打設時の耐久性を向上させ、堅牢で安定した型枠を構成することを可能にする。【構成】 コンクリート構造物の型枠兼壁面部材として用いられ表面が壁面を形成し裏面がコンクリートに密着するパネル2に、その対向する2つの端面を連通する係留孔7を形成すると共に、この係留孔7に板状の係留板8を挿入し、パネル2の裏面からアングル11を、スクリューネジ12によってパネル2及び係留板8を穿孔しつつ係留する。係留孔7の裏面側にスクリューネジ12による穿孔時の切粉17の逃げ空間となる第1の溝22を形成する。また、係留孔7の表面側にスクリューネジ12による穿孔時の抵抗を緩和する第2の溝23を形成する。
請求項(抜粋):
建築物の壁面部材として用いられる、表面が壁面を形成する板状成形体であって、対向する2つの端面を連通する係留孔を備え、前記係留孔は、板状の係留板をその表裏面が前記板状形成体の表裏面と並行となるように収容するための矩形孔と、この矩形孔の前記板状形成体の裏面側に前記矩形孔と一体且つ並行に形成された切粉の逃げ空間用の第1の溝とを備えてなるものであることを特徴とする板状成形体。

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