特許
J-GLOBAL ID:200903010506444846
蛍光ジケトピロロピロール
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-288313
公開番号(公開出願番号):特開2001-097975
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】高い熱安定性、高い光安定性を有し、プラスチックに用い得る、赤色又は橙色の蛍光化合物を提供すること。【解決手段】式(I):【化15】〔R1及びR2は、C1-C25アルキル、置換アリル、置換フェニルなどを意味し、Ar1及びAr2は、置換フェニル、置換ナフチルなどを意味する〕で示される蛍光ジケトピロロピロール類(「DPP類」)。
請求項(抜粋):
式(I):【化1】〔式中、R1及びR2は、互いに独立に、C1-C25アルキル、アリル(これは、C1-C3アルキル又はAr3で1〜3回置換されていることができる)、-CR3R4-(CH2)m-Ar3(ここで、R3及びR4は、互いに独立に、水素若しくはC1-C4アルキルを意味する)、又はフェニル(これは、C1-C3アルキルで1〜3回置換されていることができる)を意味し、Ar3は、フェニル、又は1-若しくは2-ナフチル(これは、C1-C8アルキル、C1-C8アルコキシ、ハロゲン若しくはフェニル(これは、C1-C8アルキル、C1-C8アルコキシで1〜3回置換されていることができる)で1〜3回置換されていることができる)を意味し、mは、0、1、2、3又は4を意味し、ここで、C1-C25アルキル又は-CR3R4-(CH2)m-Ar3、好ましくはC1-C25アルキルは、水への溶解度を高めることができる官能基、例えば第三級アミノ基、-SO3-又はPO42-で置換されていることができ、Ar1及びAr2は、互いに独立に、下記式:【化2】を意味するが、上記式中、R5は、C1-C6アルキル、-NR8R9、-OR10、-S(O)nR8、-Se(O)nR8、又はフェニル(これは、C1-C8アルキル若しくはC1-C8アルコキシで1〜3回置換されていることができる)を意味し、ここで、R8及びR9は、互いに独立に、水素、C1-C25アルキル、C5-C12シクロアルキル、-CR3R4-(CH2)m-Ph、R10(ここで、R10は、C6-C24アリールを意味する)、又は5〜7個の環原子を含む飽和若しくは不飽和複素環基(ここで、環は、炭素原子と、窒素、酸素及び硫黄からなる群から選ばれる1〜3個のヘテロ原子とからなる)を意味し、ここで、Ph、アリール及び複素環基は、C1-C8アルキル、C1-C8アルコキシ若しくはハロゲンで1〜3回置換されていることができるか、あるいはR8及びR9は、-C(O)R11(ここで、R11は、C1-C25アルキル、C5-C12シクロアルキル、R10、-OR12若しくは-NR13R14(ここで、R12、R13及びR14は、C1-C25アルキル、C5-C12シクロアルキル、C6-C24アリールを意味する)を意味する)か、又は5〜7個の環原子を含む飽和若しくは不飽和複素環基(ここで環は、炭素原子と、窒素、酸素及び硫黄からなる群から選ばれる1〜3個のヘテロ原子とからなる)を意味し、ここで、該アリール及び複素環基は、C1-C8アルキル若しくはC1-C8アルコキシで1〜3回置換されていることができるか、又は-NR8R9は、R8及びR9が、一緒になって、テトラメチレン、ペンタメチレン、-CH2-CH2-O-CH2-CH2-若しくは-CH2-CH2-NR5-CH2-CH2-、好ましくは-CH2-CH2-O-CH2-CH2-を意味する5〜6員の複素環基を意味し、nは、0、1、2又は3を意味し、そして、ここで、R6及びR7は、互いに独立に、水素又はR5を意味するが、同時には水素を意味せず、好ましくは、R6は、R5を意味し、R7は、水素を意味する〕で示される蛍光ジケトピロロピロール類(「DPP類」)。
IPC (2件):
C07D487/04 137
, C09K 11/06
FI (2件):
C07D487/04 137
, C09K 11/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭60-035056
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特開平2-216457
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特表平4-500935
引用文献:
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