特許
J-GLOBAL ID:200903010511632634

転がり軸受の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054904
公開番号(公開出願番号):特開平9-242763
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】従来の軌道輪の熱間転造はブランクを高温に加熱したオーステナイト状態で行われ、製品の表面に生じた酸化スケールや脱炭層を除去するため熱間転造後に表面の旋盤加工が必要になる。一方、冷間転造は転造加工時にクラックが発生することがあり、又、玉軸受のシール溝のような複雑な形状の加工は難しい。【解決手段】重量%で、C:0.7〜1.2%、Si:0.15〜0.7%:Mn:0.2〜1.5%、Cr:0.5〜2%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼により形成したリング上の素材を加熱してオ-ステナイト化した後200〜350°Cの温度に急冷し、オ-ステナイト状態のままリング状の素材に所定の転造加工を行い、その後Ms点以下の温度にまで冷却してマルテンサイト変態を生じさせ、硬さをHRC57以上とした。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.7〜1.2%、Si:0.15〜0.7%:Mn:0.2〜1.5%、Cr:0.5〜2%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼により形成したリング上の素材を所定の温度に加熱してオ-ステナイト化した後200〜350°Cの温度に急冷し、オ-ステナイト状態のままリング状の素材に所定の転造加工を行い、その後Ms点以下の温度にまで冷却してマルテンサイト変態を生じさせ、硬さをHRC57以上としたことを特徴とする転がり軸受の製造方法。
IPC (7件):
F16C 33/64 ,  B21H 1/00 ,  B21J 5/00 ,  C21D 8/00 ,  C21D 9/40 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
FI (7件):
F16C 33/64 ,  B21H 1/00 B ,  B21J 5/00 A ,  C21D 8/00 A ,  C21D 9/40 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 軸受の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-251525   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平3-090239
  • 特開平3-173743
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