特許
J-GLOBAL ID:200903010515841742

複合型薄膜磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001812
公開番号(公開出願番号):特開平6-203332
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は磁気ディスク装置等に用いる薄膜インダクティブヘッドと磁気抵抗効果型薄膜ヘッドとの複合型薄膜磁気ヘッドに関し、磁気抵抗効果素子(MR素子)にセンス電流を流すことにより発生する磁界による第1、第2磁極の磁化を防止し、磁気記録媒体の記録磁化の減磁を解消することを目的とする。【構成】 磁気シールドを兼ねる磁極13, 18間に、それぞれ非磁性絶縁膜14a,14b,14c を介して記録用コイル17と、信号検出領域を画定するように一対の引出し導体16a,16b を接合したMR素子15を配設したヘッド構成において、前記一対の引出し導体16a, 16bを接合したMR素子15の近傍に、該MR素子15の信号検出領域と同形状でその両側に引出し導体32a, 32bが同形状に接合され、かつMR素子15に流すセンス電流の方向と逆向きに電流を流す非磁性導体膜31を層間絶縁層33を介して該MR素子15と重なり合うように対向配置した構成とする。
請求項(抜粋):
二つの磁気シールドを兼ねる磁極(13, 18)間に、それぞれ非磁性絶縁膜(14a,14b,14c) を介して記録用コイル(17)と、先端部が磁気記録媒体(21)と対向するように設けられ、かつ信号検出領域を画定するように一対の引出し導体(16a, 16b)を接合してなる磁気抵抗効果素子(15)を配設したヘッド構成において、前記一対の引出し導体(16a, 16b)を接合してなる磁気抵抗効果素子(15)の近傍に、該磁気抵抗効果素子(15)の信号検出領域と同形状でその両側にそれぞれ引出し導体(32a, 32b)が同形状に接合され、かつ磁気抵抗効果素子(15)に流すセンス電流の方向と逆向きに電流を流す非磁性導体膜(31)を層間絶縁層(33)を介して該磁気抵抗効果素子(15)と重なり合うように対向配置したことを特徴とする複合型薄膜磁気ヘッド。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-020568
  • 特開昭57-094265

前のページに戻る