特許
J-GLOBAL ID:200903010518670922

定性物理による機械故障の隔離

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-527656
公開番号(公開出願番号):特表平9-512364
出願日: 1995年04月04日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】機械の故障は機械の制約一時停止と機械の定性物理モデルとを用いて特定される(58)。受信した機械信号がモデル中に伝搬され(69)、変数に割り当てられた値のインプリカント(implicant)が求められ、他の変数にはインプリカントの集合に従って限定が加えられる(187)。ユーザは機械の構成を変更させる機械検査手順の実行を指示される(72)。検査実行時間は、ユーザが行う最良の検査を選択する際の要因となる(286)。機械の定性物理モデル(310)は、モデルの機械部晶の選択および相互接続を行う(306)グラフィカルユーザインタフェース(302)を用いて構成され、これによりユーザは標識ドメインを規定してモデルの変数の定性的値空間を定義できる。モデルの構築には一般的検査用テンプレートを用いることもできる。
請求項(抜粋):
プロセッサを用いて機械の特定の故障の存在を判定する方法であって、 1)プロセッサが、複数の機械検査手順の各手順の一部を実行する推定時間の合計を求めて各手順の実行時間を推定するステップであって、前記検査手順のうち現在の機械検査構成では不必要な部分は合計には含まないステップと、 2)プロセッサが、前記機械検査手順のグループの中から検査成績が最高点の1つの検査手順を選択することで特定の検査手順を選び出すステップであって、前記検査成績は前記合計に反比例するステップと、 3)プロセッサが前記特定の検査手順をユーザに実行させてその結果をプロセッサに入力させるステップと、 4)プロセッサが複数の未決仮定を生成するステップであって、各仮定には変数および等式を用いて故障していないと推定される機械部品の動作を説明する合流点の組が関連付けられるステップと、 5)プロセッサが前記合流点の組に前記検査結果を示す値を伝搬させて、合流点の変数の値についての予測値の組を生成するステップと、 6)プロセッサが、矛盾する予測値の組を生成する仮定を廃棄するステップと、 7)プロセッサが、矛盾しない予測値の組を生成する仮定を保存するステップと、 8)1つ以上の特定の機械部品の故障に対応する仮定が1つ残ったことに応答して、プロセッサが1つ以上の特定の機械部品の故障の存在を示すステップとを備える方法。

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