特許
J-GLOBAL ID:200903010520044435
スイッチングレギュレータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-118008
公開番号(公開出願番号):特開平6-335244
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 二次側の平滑用コンデンサが過度の容量低下を起こしても絶縁トランスの各巻線に接続している回路部品を破壊しないようにする。【構成】 平滑用コンデンサ6が過度の容量低下を起こすと、平滑用コンデンサ両端に過大なリップル電圧が重畳した直流電圧が発生する。この過大なリップル電圧を駆動回路34で検出し、所定の電圧以上になると発行素子10のカソード電位を強制的に下げることで発行素子10に順方向電流を流して、受光素子8からの受光出力を受けて制御回路2が出力電圧を下げるように動作する。発行素子10に順方向電流が流れることで、出力電圧7は基準電圧より下がってしまう。誤差増幅器11の出力は上昇しようとしてその出力段トランジスタはオープンコレクタ状態またはオープンコレクタに近い状態にあり、発行素子10を流れる電流が誤差増幅器11の出力により妨げられず、発行素子10の発行駆動を維持する。
請求項(抜粋):
絶縁トランスと、該絶縁トランスの1次巻線に直列接続されたスイッチング素子と、前記絶縁トランスの2次巻線に整流用ダイオードと平滑用コンデンサで構成した整流平滑回路と、該整流平滑回路からの出力電圧と基準電圧との差に応じた反転出力を生ずる出力段トランジスタのコレクタから出力を取り出した誤差増幅器と、該誤差増幅器の出力端子にカソード側を接続すると共に前記整流平滑回路の出力側にアノード側を接続して前記誤差増幅器の反転出力により発光される発光素子とその発光素子の出力光を受光する受光素子とを備えたフォトカプラと、該フォトカプラの受光出力が得られたときに出力電圧を下げるように前記スイッチング素子を制御することで出力電圧を一定電圧に制御する制御回路と、を備えたスイッチングレギュレータにおいて、前記平滑用コンデンサの両端に発生する電圧の交流分を検出して前記フォトカプラの発光素子に発光電流を流す駆動回路を接続したことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
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