特許
J-GLOBAL ID:200903010535388718

自動変速機のワンウェイクラッチ潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮内 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-072814
公開番号(公開出願番号):特開平5-231505
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 ワンウェイクラッチに常に多量の潤滑用の油の供給を可能とする。【構成】 ワンウェイクラッチ36のアウターレース74がハブプレート65と連結され、インナーレース71がケーシング部材66にスプラインによって固定されている。ケーシング部材66のボス部70の内径部には、下方の歯を一部切欠いた切欠き部93に向かって油を案内する案内油路が構成されている。インナーレース71には潤滑穴94が設けられている。潤滑穴94は切欠き部93に対応する位置に配置されている。ケーシング部材66のボス部70の内径側には、回転軸90の回転方向位置にかかわらずこれの端部の開口部92から常に潤滑用の油が供給される。
請求項(抜粋):
インナーレースと、アウターレースと、両者間に配置されるくさび作用部材とから構成され、インナーレースがケーシング部材に固定され、アウターレースが回転部材と連結される自動変速機のワンウェイクラッチ潤滑装置において、インナーレースはこれの内径部に設けられる内径スプライン部をケーシング部材のボス部に設けられる外径スプライン部にはめ合わせることにより回転方向に固定されており、インナーレースには内径部と外径部とを連通させる半径方向の潤滑穴が設けられており、ケーシング部材のボス部の外径スプライン部の歯が一部削除されて切欠き部が形成されるとともに、ボス部内径部の壁面はこれに付着した油を切欠き部に向かって流す形状とされており、切欠き部とインナーレースの潤滑穴とは円周方向の位置が一致しており、ボス部内径部に対面する回転軸の端部には常に潤滑油を供給する油穴の開口部が設けられていることを特徴とする自動変速機のワンウェイクラッチ潤滑装置。
IPC (4件):
F16H 57/04 ,  F16H 3/44 ,  F16H 57/02 501 ,  F16H 63/30

前のページに戻る