特許
J-GLOBAL ID:200903010536607588

ケーブル架設用金車

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-017392
公開番号(公開出願番号):特開平10-201030
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 平地,傾斜地を問わずケーブル架設用金車の移動を防止し、電柱径間に張設された支持ワイヤーへの等間隔配置を保持し、ケーブル延線時の垂れ下がりを防止すると共に、ケーブルをローラー部より外した時のバウンドによるフック外れを防止し、金車の損傷,地上の作業員及び歩行者への二次災害を防止する。【解決手段】 係止用フック2 の開閉キャップ5 にリンク7 を介してローラー部8 を取付け、ローラー部8 に加わる荷重が支持ワイヤーを挾持する方向に作用し、ケーブルをローラー部8 より外した時のバウンド時には、キャップ開放環6 に設けた開放防止片62がフック本体に設けたストッパーピン21と係合して開閉キャップ5 の回動を阻止し、鉤口の開放を防止する。
請求項(抜粋):
係止用フック2 およびケーブル等を保持するローラー部8 より成り、上端部に鉤部1 を設け、下端部に長孔3 を設けたフック本体中央部に、開閉キャップ5 の基端部を回動自在に軸51止し、該軸51を挾んで開閉キャップ5と反対側に突出片52を設け、該突出片52に、フック本体に設けたストッパーピン21と接触係止方向に附勢するバネ61を配した、先端が鉤型で基端部寄り所定位置に凹部を持つ開放防止片62と一体となったキャップ開放環6 の中央部と、リンク7 の一端を回動自在に軸53止し、該リンク7 の他端と、ローラー部8 上端に設けたリンク4 の他端とを、前記長孔3 内で移動回動自在に軸31止し、当該軸止点31が長孔3 内の下死点に位置すれば開閉キャップ5 が鉤口内を最小範囲に閉鎖し、中間点に位置すれば開放防止片62とストッパーピン21が係合する鉤口最大閉鎖状況を形成し、上死点に位置すれば鉤口開放状態であることを特徴とするケーブル架設用金車。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-072760
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-072760

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