特許
J-GLOBAL ID:200903010544238753

無線同報通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217298
公開番号(公開出願番号):特開平8-084112
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 主局とある従局グループとの間で同報通信中に、新しい従局グループが途中で同報通信へ参加し得る無線同報通信システムを提供する。【構成】 基地局1と第1グループ10に属する移動局との間で、通信チャネル(例えば、CH1)を用いて同報通信中とする。基地局は、第2グループ20の同報通信への参加要求を受けると、報知チャネルを用いて指定グループ参加指示信号を無線ゾーン2内の各移動局に送信する。指定グループ参加指示信号は、第2グループのグループ識別番号G2と、同報通信を行っている通信チャネルCH1とを含んでいる。移動局14および15は、指定チャネル参加指示信号を受信すると、グループ識別番号で識別されるグループが自局の属しているグループであることを判定する。そして、移動局は、同報通信に参加する場合、自局で使用している通信チャネルを、指定されている通信チャネルに移行させ、同報通信に参加する。
請求項(抜粋):
主局と、当該主局の無線ゾーン内に存在する複数の従局との間で同報通信を行う無線同報通信システムであって、各前記従局は、予め1以上のグループに分類されており、前記主局は、前記従局のグループを識別するグループ識別番号と、現在同報通信に使用している同報通信用チャネルの特定情報とを含み、同報通信に参加することを指示する指定グループ参加指示信号を、前記無線ゾーン内の各従局に送信する指定グループ参加指示手段を備え、各前記従局は、自局の属するグループに該当するグループ識別番号を含む前記指定グループ参加指示信号を受信すると、自局で使用している通信チャネルを、当該受信した指定グループ参加指示信号によって特定される同報通信用チャネルに移行させるチャネル移行手段を備え、それによって前記主局から指定された従局のグループが途中から同報通信に参加することを特徴とする、無線同報通信システム。

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