特許
J-GLOBAL ID:200903010553670021
X線撮像装置及び撮像方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
高橋 敬四郎
, 来山 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-197257
公開番号(公開出願番号):特開2009-028405
出願日: 2007年07月30日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】 極短時間に、スペクトルの異なる2種類のX線で2つの画像を得ることが可能なX線撮像装置を提供する。【解決手段】 受光素子(8)の各画素(20)が、X線を検出する第1の領域(21A)と第2の領域(21B)とを含む。フィルタ(5)に形成された複数の窓(30)が、第1窓群(31A)と第2窓群(31B)とに分類される。第1窓群の窓(30A)と、第2窓群の窓(30B)とは、X線透過率の波長依存性が異なる。受光素子とX線フィルタとを第1の位置関係にしたとき(図3A)、第1画素群の画素(20A)及び第2画素群の画素(20B)内の第1の領域に、それぞれ第1窓群の窓(30A)及び第2窓群の窓(30B)を透過したX線が入射し、第2の領域にはX線が入射しない。第2の位置関係にしたとき(図3B)、第1画素群の画素内の第2の領域及び第2画素群の画素内の第2の領域に、それぞれ第2窓群の窓及び第1窓群を透過したX線が入射し、第1の領域にはX線が入射しない。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
受光面上に配置された複数の画素を含み、各画素が、X線を検出する少なくとも第1の領域と第2の領域とを含む受光素子と、
前記受光素子の受光面の前方に配置され、X線遮光領域内に、X線を透過させる複数の窓が形成されており、該複数の窓は、少なくとも第1窓群と第2窓群とに分類されるX線フィルタと、
前記受光素子と前記X線フィルタとの一方を他方に対して変位させる移動機構と
を有し、
前記第1窓群に属する窓のX線透過率の波長依存性と、前記第2窓群に属する窓のX線透過率の波長依存性とが相互に異なり、
前記受光素子と前記X線フィルタとを第1の位置関係にしたとき、前記画素のうち一部の第1画素群に属する画素内の第1の領域に、第1窓群に属する窓を透過したX線が入射し、第2の領域にはX線が入射せず、他の第2画素群に属する画素内の第1の領域に、第2窓群に属する窓を透過したX線が入射し、第2の領域にはX線が入射せず、
前記受光素子と前記X線フィルタとの一方を他方に対して移動させて、両者を第2の位置関係にしたとき、第1画素群に属する画素内の第1の領域にX線が入射せず、第2の領域には、第2窓群に属する窓を透過したX線が入射し、第2画素群に属する画素内の第1の領域にX線が入射せず、第2の領域には、第1窓群に属する窓を透過したX線が入射するX線撮像装置。
IPC (4件):
A61B 6/00
, G01T 1/00
, G01T 1/20
, G01N 23/04
FI (8件):
A61B6/00 300J
, A61B6/00 300S
, A61B6/00 333
, A61B6/00 350S
, G01T1/00 B
, G01T1/20 E
, G01T1/20 G
, G01N23/04
Fターム (35件):
2G001AA01
, 2G001AA09
, 2G001BA11
, 2G001CA01
, 2G001DA01
, 2G001DA02
, 2G001DA05
, 2G001DA09
, 2G001EA06
, 2G001GA06
, 2G001HA07
, 2G001HA09
, 2G001HA13
, 2G001JA06
, 2G001JA13
, 2G001KA01
, 2G088EE27
, 2G088FF02
, 2G088GG19
, 2G088GG20
, 2G088JJ08
, 2G088KK07
, 2G088KK29
, 2G088KK32
, 4C093AA07
, 4C093CA32
, 4C093EA07
, 4C093EA11
, 4C093EB10
, 4C093EB12
, 4C093EB13
, 4C093EB17
, 4C093EB20
, 4C093FF25
, 4C093FF34
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