特許
J-GLOBAL ID:200903010554625747
ペプシノーゲン I/II 比の変化率を基礎としたヘリコバクター・ピロリ除菌判定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
水野 昭宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318558
公開番号(公開出願番号):特開平10-148636
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 迅速でかつ簡単な操作で検体が陽性か、あるいは陰性かをスクリーニングできるヘリコバクター・ピロリ除菌判定方法を提供する。【解決手段】 ヘリコバクター・ピロリ陽性患者体液(例えば血液など)につき、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療前の体液(例えば血液など)及び除菌治療後実質的に有意の結果の生ずる期間の後の体液中(例えば血中などの)ペプシノーゲン I値及びペプシノーゲン II 値を測定し、次に体液中(例えば血中などの)ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比を求め、該体液中(例えば血中などの)ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比がヘリコバクター・ピロリ除菌治療前の値と該除菌治療後実質的に有意の結果の生ずる期間の後の値との間でその変化率を求め、その変化率の一定の値以上のものをヘリコバクター・ピロリが除菌されたことを示す指標とする。
請求項(抜粋):
ヘリコバクター・ピロリ陽性患者体液につき、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療前の体液中及び除菌治療後実質的に有意の結果の生ずる期間の後の体液中ペプシノーゲン I値及びペプシノーゲン II 値をそれぞれ測定し、次にヘリコバクター・ピロリ除菌治療前の値と該除菌治療後実質的に有意の結果の生ずる期間の後の値との間のペプシノーゲン I 若しくはペプシノーゲン IIの変化率並びに体液中ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比を求め、更に該体液中ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比についてヘリコバクター・ピロリ除菌治療前の値と該除菌治療後実質的に有意の結果の生ずる期間の後の値との間でその変化率を求め、(i) 該体液中ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比の変化率がある一定の値以上のものをヘリコバクター・ピロリが除菌されたことを示す指標とすると共にその変化率の設定値をヘリコバクター・ピロリ除菌治療前の体液中ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比に応じて設定すること、並びに(ii) 該体液中ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比の変化率がある一定の値より少ないものであって、且つヘリコバクター・ピロリ除菌治療前体液検体の体液中ペプシノーゲン I/ペプシノーゲン II 比がある一定の値以上のものでは、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療後実質的に有意の結果の生ずる期間の後のペプシノーゲン I 若しくはペプシノーゲン II の値が、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療前の値に比較して、ある一定の値若しくはある割合以下となるものをヘリコバクター・ピロリが除菌されたことを示す指標とすることを特徴とするヘリコバクター・ピロリ除菌判定方法。
IPC (4件):
G01N 33/569
, A61K 45/00
, G01N 33/573
, G01N 33/577
FI (5件):
G01N 33/569 F
, A61K 45/00
, G01N 33/573 A
, G01N 33/573 B
, G01N 33/577 B
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