特許
J-GLOBAL ID:200903010571926831

気流式DS分級装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-305681
公開番号(公開出願番号):特開平10-128241
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 旋回気流のパターンを変え、分級室内で旋回する微粒子が停留しないようにする。【解決手段】 センターコア7の下側表面16とセパレーターコア9の上側表面17との傾斜面を異ならしめ、それらの間に形成される分級室4内に縮流又は拡大流を発生させる。この気流式DS分級装置の実現には、センターコア7の下側表面に、センターコア7の下側表面に密着する形状を持ち、さらに中心の一部が空洞となっている円形部材23をあてがい接着させる。これにより円形部材23の下側表面が、センターコア下側表面16となる。この構成により、センターコア7の下側表面あるいはセパレーターコア9の上側表面上で、力が釣り合って旋回しながら停留している微粒子に対し、中心軸19に沿った方向に変動を引き起こすため、微粒子の停留を回避させ、さらに停留による微粒子の再凝集の回避及び高精度な分級がなされ、全体の分級収率を向上させる。
請求項(抜粋):
粉体材料と一次空気流との混合流体を装置上部の円筒形状を有した分散室に導入し、その後、分散室下部に位置し、かつ、上側はセンターコア、下側はセパレーターコア、側面側は二次空気流が流入する二次空気流入口から構成された分級室に導入して、該粉体材料を気流により粗粒子及び微粒子に分離する気流式DS分級装置において、前記センターコア下側表面の傾斜とセパレーターコア上側表面の傾斜が異なることを特徴とする気流式DS分級装置。

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