特許
J-GLOBAL ID:200903010576444916

車両の高度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-035069
公開番号(公開出願番号):特開平7-247816
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】内燃機関を搭載した車両で、燃焼室への空気の充填効率を可変とする手段の制御状態にかかわらず、気圧計を用いずに高度検出を任意に頻繁に行う。【構成】エンジン1にスロットルバルブ17の他に、空気充填効率を変更すべく、吸気バルブ8の開閉タイミングを可変とする可変バルブタイミング機構(VVT)23を設ける。電子制御装置(ECU)50は、各センサ42,43,46等の検出値に基づきVVT23を制御する。検出されたスロットル開度、エンジン回転数及び吸入空気量の関係より、自動車Amの使用環境における大気圧を判定する。そして、その判定に際して、スロットル開度、エンジン回転数及び吸入空気量の関係を、VVT23の制御状態を示すカム回転角の値により補正する。従って、スロットル開度が変化していないにもかかわらずVVT23により吸入空気量が変化したとしても、その変化を補償して大気圧の検出が行われる。
請求項(抜粋):
内燃機関を搭載した車両の使用環境における高度を検出するようにした高度検出装置であって、前記内燃機関の燃焼室に空気を供給するための吸気通路と、前記吸気通路に設けられ、その吸気通路を通じて前記燃焼室に吸入される空気量を調節するためのスロットルバルブと、前記スロットルバルブの開度と吸入空気量を含む前記内燃機関に係る各種運転パラメータを運転状態として検出するための運転状態検出手段と、前記スロットルバルブとは別に設けられ、前記燃焼室に対する空気の充填効率を可変とするための充填効率可変手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記充填効率を変更すべく、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて前記充填効率可変手段を制御するための充填効率制御手段と、前記運転状態検出手段により検出される前記スロットルバルブの開度及び前記吸入空気量と、前記充填効率制御手段による前記充填効率可変手段の制御状態との関係から、前記高度を判定するための第1の高度判定手段とを備えたことを特徴とする車両の高度検出装置。
IPC (5件):
F01L 13/00 301 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 360 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 366
引用特許:
審査官引用 (5件)
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