特許
J-GLOBAL ID:200903010580164898

移動通信エリア拡張装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066387
公開番号(公開出願番号):特開平9-261728
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 PHS基地局を光ファイバにより離れた場合にその無線ゾーンを拡張する。【解決手段】 PHS基地局41のアンテナ選択スイッチ42を送受切替スイッチ43の端子aに固定的に接続し、基地局41のアンテナ端子41a,41bに接続した光インタフェース51を光ファイバ17,31で離れた無線基地局装置52に接続し、装置52にはアンテナ45,46,アンテナ選択スイッチ57,送受切替スイッチ58,59を基地局41と同様に構成し、移動端末26とTDD通信を可能とし、その上り信号中のアンテナ46よりのものは回路62で周波数変換し、その出力とアンテナ45よりのものとを合成し、E/O29で光信号としてファイバ31へ供給する。その出射光をO/E32で電気信号とし、BPF55でアンテナ45の信号を得、周波数変換回路56のアンテナ46の信号を得る。
請求項(抜粋):
基地局を光インタフェース装置を介して前記基地局から離れた無線基地局装置と接続して、その無線基地局装置を介して前記基地局が移動端末と相互通信を行う移動通信エリア拡張装置において、前記基地局は変調器の出力側に送信アンテナ選択スイッチが接続され、その送信アンテナ選択スイッチの第1固定端子と第1復調器の入力側とが第1送受切替スイッチにより第1アンテナ端子に切替え接続され、前記送信アンテナ選択スイッチの第2固定端子と第2復調器の入力側とが第2送受切替スイッチにより第2アンテナ端子に切替え接続され、無線アクセス方式にTDD(Time Division Duplexing : 時分割同時送受信)が用いられ、前記光インタフェース装置に、電気信号を光信号に変換する電気/光変換器と、光信号を電気信号に変換する光/電気変換器と、前記光/電気変換器よりの電気信号からの所定帯域の信号を取り出す帯域通過フィルタと、前記光/電気変換器の出力電気信号を所定の周波数の信号に変換して前記第2送受切替スイッチの可動端子へ供給する周波数変換回路と、前記第1送受切替スイッチの可動端子を前記電気/光変換器の入力側と前記帯域通過フィルタの出力側とに切替え接続する送受切替スイッチとを具備し、前記無線基地局装置に、前記電気/光変換器からの光信号を電気信号に変換する光/電気変換器と、その光/電気変換器の出力側に接続されたアンテナ選択スイッチと、前記移動端末と無線電波を送受信する第1,第2アンテナと、前記第1アンテナを前記アンテナ選択スイッチの第1固定端子または第1受信用増幅器の入力側とを切替え接続する第1送受切替スイッチと、前記第2アンテナを、前記アンテナ選択スイッチの第2固定端子または第2受信用増幅器の入力側に切替接続する第2送受切替スイッチと、前記第2受信用増幅器の出力信号を、前記光インタフェース装置内の前記周波数変換回路へ供給される電気信号の周波数と同一周波数に周波数変換する周波数変換回路と、その周波数変換回路の出力信号と、前記第1受信用増幅器の出力信号を光信号に変換して前記光インタフェース装置内の前記光電気信号変換回路へ供給する電気/光変換器とを具備し、前記基地局内の前記送信アンテナ選択スイッチは、前記第1送受切替スイッチの第1固定端子に接続され、前記基地局内の前記第1,第2送受切替スイッチと、前記光インタフェース装置内の送受切替スイッチと、前記無線基地局装置内の前記第1,第2送受切替スイッチとが、同期して切替えられて双方向通信が可能とされていることを特徴とする移動通信エリア拡張装置。
IPC (6件):
H04Q 7/36 ,  H04B 1/56 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/135 ,  H04B 10/13 ,  H04B 10/12
FI (3件):
H04B 7/26 104 A ,  H04B 1/56 ,  H04B 9/00 Q

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