特許
J-GLOBAL ID:200903010583170732

焦電素子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土屋 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-307365
公開番号(公開出願番号):特開平6-201461
出願日: 1988年04月13日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【構成】第1の単位焦電素子が第2の単位焦電素子に並列接続されるように、焦電体膜1の一方の面の電極2、3の引き出し部2b、3bの先端部分2c、3cは、他方の面の電極4、5の引き出し部4b、5bの先端部分4c、5cと焦電体膜1を挾んでそれぞれほゞ対向している。また、引き出し部2b、3bのおのおのは、その基端部分9の引き出し方向が実質的に同一であり、また、その基端部分9の幅も実質的に互いに同一の大きさであると共に、引き出し部4b、5bのおのおのは、その基端部分9の引き出し方向が実質的に互いに同一であり、また、その基端部分9の幅も実質的に互いに同一の大きさである。【効果】電極のパターンが焦電体膜の両側面で互いに多少位置ずれしていても、互いに並列接続された各単位焦電素子間の有効受光電極面積は実質的に互いに相違しないので、外乱光に対する電気的特性が優れている。
請求項(抜粋):
焦電体膜と、この焦電体膜の一方の面に設けられた第1グループの複数個の電極と、上記焦電体膜の他方の面に設けられた第2グループの複数個の電極とを備え、上記第1および第2グループのそれぞれの電極は、有効受光電極面積を与えるための電極本体と、他の電気回路とのリード接続を行うために、上記電極本体から一体に引き出されて延在する引き出し部とをそれぞれ有し、上記第1グループの複数個の電極と、上記第2グループの複数個の電極と、これら第1および第2グループのそれぞれの複数個の電極の間に介在する上記焦電体膜とによって、複数個の単位焦電素子が構成されている焦電素子装置において、上記第1グループの第1の電極と上記第2グループの第1の電極とこれら2つの第1の電極の間に介在する上記焦電体膜とにより第1の単位焦電素子が構成されると共に、上記第1グループの第2の電極と上記第2グループの第2の電極とこれら2つの第2の電極の間に介在する上記焦電体膜とにより第2の単位焦電素子が構成され、上記第1の単位焦電素子が上記第2の単位焦電素子にそれらの分極方向を互いに逆にして並列接続されるように上記第1および第2の単位焦電素子のそれぞれの上記第1および第2の電極を上記他の電気回路にリード接続するために、上記第1グループの上記第1の電極の上記引き出し部の先端部分は、上記第2グループの上記第2の電極の上記引き出し部の先端部分と上記焦電体膜を挾んでほゞ対向すると共に、上記第1グループの上記第2の電極の上記引き出し部の先端部分は、上記第2グループの上記第1の電極の上記引き出し部の先端部分と上記焦電体膜を挾んでほゞ対向し、これら第1グループの上記複数個の電極のパターンが上記第2グループの上記複数個の電極のパターンに対して多少位置ずれして形成されていても、上記第1グループの上記第1および第2の電極と上記第2グループの上記第1および第2の電極とのそれぞれの重なり部分により構成される有効受光電極面積が各単位焦電素子間で実質的に相違しないように、上記第1グループの複数個の電極のそれぞれの引き出し部は、上記電極本体から引き出されて延在し始める方向が実質的に互いに同一の方向であり、また、この延在し始める部分の幅も実質的に互いに同一の大きさであると共に、上記第2グループの複数個の電極のそれぞれの引き出し部は、上記電極本体から引き出されて延在し始める方向が実質的に互いに同一の方向であり、また、この延在し始める部分の幅も実質的に互いに同一の大きさであることを特徴とする焦電素子装置。
IPC (4件):
G01J 1/02 ,  G01J 5/02 ,  H01L 31/00 ,  H01L 31/0264
FI (2件):
H01L 31/00 ,  H01L 31/08 N

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