特許
J-GLOBAL ID:200903010588248020
金属含有排水処理方法及びこれを用いる装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-148193
公開番号(公開出願番号):特開2001-327981
出願日: 2000年05月19日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】【課題】 金属及び金属イオンを含む排水から金属分を酸化析出と中和析出との相乗効果によって効率よく凝集沈殿させられ、低コストで確実に除去処理が行える金属含有排水処理方法及び当該方法を用いる装置を提供する。【解決手段】 中和攪拌槽11に供給された排水のpHを適正範囲に調整すると共に、酸化剤を注入して攪拌することから、排水のpHがいずれの状態であるかに関わりなく、酸化剤による排水中の金属イオンの酸化を効率よく進行させて金属イオンの酸化析出を促進させられ、中和析出と合わせて排水中の金属イオンを確実に析出させられる。また、凝集槽30で排水に高分子凝集剤を注入して攪拌することから、排水中の金属分が凝集したフロック43を粗大化させて沈降しやすくし、加えて沈殿槽40内の傾斜板41が排水の上昇に伴うフロック43の上昇を抑え、凝集後のフロック43を確実に排水と分離して除去できる。
請求項(抜粋):
所定の金属及び/又は金属イオンを含む排水から、少なくとも金属及び金属イオンを除去する金属含有排水処理方法において、前記排水に対し所定のpH調整剤を注入して排水のpHをあらかじめ設定された範囲内に調整し、当該pH調整後の排水に酸化剤注入装置から所定の酸化剤を注入して攪拌し、排水中の金属イオンを酸化させて金属及び/又は金属化合物として析出させ、当該析出状態の排水を所定の凝集槽内に流入させ、排水に所定の凝集剤を注入して攪拌し、金属分をフロックとして凝集させ、当該フロック凝集状態の排水を凝集槽に隣合う所定の沈殿槽に流入させ、当該沈殿槽内に所定間隔で傾斜状態に配置された複数の略板状体の間に前記排水を下から上に通し、排水中の前記フロックを前記略板状体で排水から分離させ、沈殿槽上部で排水の上澄みを得ることを特徴とする金属含有排水処理方法。
IPC (12件):
C02F 1/64
, B01D 21/02
, B01D 21/24
, B01D 21/30
, C02F 1/00
, C02F 1/56
, C02F 1/72
, C02F 1/74
, C02F 9/00 502
, C02F 9/00
, C02F 9/00 503
, C02F 9/00 504
FI (13件):
C02F 1/64 Z
, B01D 21/02 E
, B01D 21/24 D
, B01D 21/30 A
, C02F 1/00 S
, C02F 1/56 K
, C02F 1/72 Z
, C02F 1/74 Z
, C02F 9/00 502 R
, C02F 9/00 502 P
, C02F 9/00 502 Z
, C02F 9/00 503 G
, C02F 9/00 504 B
Fターム (37件):
4D015BA19
, 4D015BA22
, 4D015BA23
, 4D015BA24
, 4D015CA17
, 4D015DB01
, 4D015EA03
, 4D015EA32
, 4D015FA01
, 4D015FA24
, 4D015FA25
, 4D015FA28
, 4D038AA08
, 4D038AB66
, 4D038BA04
, 4D038BB16
, 4D038BB18
, 4D050AA13
, 4D050AB55
, 4D050BB01
, 4D050BB06
, 4D050BD02
, 4D050BD08
, 4D050CA13
, 4D050CA16
, 4D062BA19
, 4D062BA22
, 4D062BA23
, 4D062BA24
, 4D062CA17
, 4D062DB01
, 4D062EA03
, 4D062EA32
, 4D062FA01
, 4D062FA24
, 4D062FA25
, 4D062FA28
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特開昭48-057469
-
特開平1-347308
-
固液分離槽
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-214249
出願人:日本エンバイロ工業株式会社
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