特許
J-GLOBAL ID:200903010589016743

音声/データ多重送受信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-146178
公開番号(公開出願番号):特開平7-007489
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 音声信号の無音時にデータを挿入して通信することを加入者(64Kbps)単位に可能とする音声/データ多重送受信方式を提供する。【構成】 音声/データの識別を行うため、挿入されるデータの前後にデータ識別符号を付与するデータ識別符号付与部14と、ディジタル化された音声信号とデータに含まれているパターンとデータ識別符号との誤認識を防ぐために、ディジタル音声信号及びデータに“0”を挿入する“0”挿入部12,13と、有音時には“0”挿入された音声信号を、また無音時には“0”挿入されかつデータ識別符号を付与されたデータを切換え出力する多重化部15を含み、一方受信側には受信した音声・データ混合の情報からデータ用のヘッダを識別分離する分離部を含む。
請求項(抜粋):
音声とデータを同一回線上に多重化して送受信する多重送受信方式であって、アナログで入力された音声をディジタル信号化して出力し、また音声の有無を判別し無音/有音信号を出力するA/D変換部と、前記A/D変換部から送られてきたディジタル音声信号の“1”がn個(n≦5)以上連続してきた場合に“0”を挿入し“0”挿入音声信号として出力し、また“0”を挿入することで崩れてしまう音声信号の8ビット(bit)を識別するためのビット(bit)列識別信号を出力する“0”挿入部と、音声側の前記“0”挿入部と同様、入力されたディジタルデータの“1”がn個以上連続してきた場合に“0”を挿入し“0”挿入データとして出力する“0”挿入部と、多重された音声とデータを受信側で識別するため、“0”で囲まれかつ(n+1)個以上“1”が連続するデータ識別符号をデータ送出/停止信号に従い前記“0”挿入部からの“0”挿入データの前後に付与し出力するデータ識別符号付与部と、前記A/D変換部からの無音/有音信号を受け、有音時には前記“0”挿入部から送られてきた“0”挿入音声信号を出力し、無音時には前記データ識別符号付与部からのデータを出力し、また音声信号の8ビットを崩さないタイミングで前記データ識別符号付与部にデータ識別符号及びデータを出力させるために、前記“0”挿入部からのビット列識別信号及び前記A/D変換部からの無音/有音信号を基にデータ送出/停止信号を作成し前記データ識別符号付与部に出力する多重化部とを、含む送信部と、受信した音声/データ多重信号に含まれているデータ識別符号を基に前記“0”挿入部で挿入された“0”を除いたビット数を計算して、音声信号の8ビットを復元するためのビット列識別信号を作成・出力する同期信号作成部と、受信した音声/データ多重信号からデータ識別符号を検出し“0”挿入音声信号とデータ識別符号が付与されたデータを分離し出力する分離部と、前記分離部からの“0”挿入音声信号から前記“0”挿入部で挿入された“0”を削除し、前記同期信号作成部からのビット列識別信号を基にアナログ変換に必要な8ビットのタイミングで出力する“0”削除部と、前記“0”削除部からの音声信号をアナログに変換しアナログ音声信号として出力するD/A変換部と、前記分離部からのデータ識別符号が付与されたデータからデータ識別符号を削除するデータ識別符号削除部と、前記データ識別符号削除部からの“0”挿入データから前記“0”挿入部で挿入された“0”を削除しデータとして出力する“0”削除部とを含む受信部を有する音声/データ多重送受信方式。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-092068
  • 特開昭62-186635
  • 特開昭61-263343

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