特許

J-GLOBAL ID：200903010590450007

異形断面繊維の乾湿式紡糸口金

発明者： 村井 彰児 ,  山崎 勝巳 ,  松久 要治
出願人/特許権者： 東レ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-116602
公開番号（公開出願番号）：特開平11-302916
出願日： 1998年04月27日
公開日（公表日）： 1999年11月02日
要約：

【要約】【課題】炭素繊維と樹脂との接着性や、圧縮強度、曲げ強度などに優れた複合材料のための異形断面繊維を生産性良く得ること。【解決手段】中心孔と、該中心孔の外周にそれぞれ半径が異なる複数個の同心円と、中心孔の中心から外に向けて72°、90°または120°のいずれかの角度で実質的に等角度間隔に引いた半直線との交点上に穿孔された複数個の外周孔とからなる小孔群を複数群有したことを特徴とする異形断面繊維紡糸用の乾湿式紡糸口金。

請求項（抜粋）：

中心孔と、該中心孔の外周にそれぞれ半径が異なる複数個の同心円と、中心孔の中心から外に向けて72°、90°または120°のいずれかの角度で実質的に等角度間隔に引いた半直線との交点上に穿孔された複数個の外周孔とからなる小孔群を有し、該小孔群において中心孔と外周孔が、次の(1)〜(4)式を満足することを特徴とする異形断面繊維の乾湿式紡糸口金。 0.5≦A1/S ≦1・・・・・・・・・・・・・・・・(1) 0.3≦An/An-1≦1・・・・・・・・・・・・・・・(2) 0.05mm≦L1 ≦0.15mm・・・・・・・・・・(3) 0.05mm≦Ln ≦0.15mm・・・・・・・・・・(4)ここで、Sは中心孔の断面積、A1は第1外周孔の断面積、An(n=2〜5)は第n外周孔の断面積、L1は中心孔と最も中心孔に近い外周孔との間隔、Ln(n=2〜5)は中心孔からn番目の外周孔とn-1番目の外周孔との間隔、をそれぞれ表す。

IPC (2件)：

D01D 4/00 ,  D01F 9/22

FI (2件)：

D01D 4/00 Z ,  D01F 9/22