特許
J-GLOBAL ID:200903010599632515

生物体の発生学研究に有用な透視標本およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233887
公開番号(公開出願番号):特開平6-080501
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】生物体の成熟段階を観察することができる永久保存が可能な透視標本を提供する。【構成】発生の初期から末期に到る各段階の材料を固定液の中に移して固定、染色、脱水してから、これらの材料をスライドガラス上に所定の間隔を維持するように配列した状態に標本瓶内に固定させる一方、これを透明剤で浸漬させて密封する。また、材料をピクロール酸水溶液とホルマリン、アセト酸とから組成されるボウイン液に浸漬、固定させ、材料の内部まで色素が充分に浸透されることができるように染色後材料を再び無水アルコールに浸漬させて脱水してから、前記材料をスライドガラス上に所定の間隔で、バルサムを滴加してから透明剤を浸漬させて、標本瓶を密封して製造する。
請求項(抜粋):
発生の初期から末期に到る各段階の材料を固定液の中に移して固定、染色、脱水してから、これらの材料をスライドガラス上に所定の間隔を維持するように配列した状態に標本瓶内に固定させる一方、これを透明剤で浸漬させて密封構成したことを特徴とする発生学研究に有用な発生段階観察用透視標本。

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