特許
J-GLOBAL ID:200903010603444885
PCH受信回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石戸 久子 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-276785
公開番号(公開出願番号):特開2001-103035
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 同期検波用の乗算器を削除し、着信ありのPIシンボルパターンを用いてPI判定を行い、PCH受信回路の回路規模を簡単にし消費電力を低減する。【解決手段】 受信データメモリ201はPCHのデータシンボル部を備え、逆拡散後の受信シンボルを蓄える。群分けされたPI部の内の自局のPI部の全シンボルを蓄えた時点で、複素乗算器203は、受信データメモリ201からシンボル毎にデータを読み出し、直交成分と同相成分のそれぞれについてPIパターンとの乗算を行う。そして、乗算した各シンボルの結果から平均化部204により平均値を算出し、さらにパワー演算部205によって直交成分と同相成分の電力を計算する。さらに、パワー演算部205の演算結果に基づいて、PI判定部206がPCHにマッピングされた各グループのうち自局宛の着信の有無を判定し、着信ありの場合は、セービング制御部207は割り込みを発生させる。
請求項(抜粋):
CDMA方式の送受信機に用いられるPCH受信回路において、逆拡散後の受信信号をシンボル単位で蓄える受信信号メモリと、シンボル単位で前記受信信号メモリからデータを読み出し、データの直交成分および同相成分と、送信側より送られるPCHのPI部各シンボルパターンの同相成分および直交成分との乗算を行う複素乗算部と、前記複素乗算部が参照するための、前記PCHのPI部各シンボルパターンを格納するPI部シンボルテーブルと、前記複素乗算部での演算結果を、所定の区間に亘って累積加算することにより、PI情報の平均化を行う平均化部と、前記平均化部での演算結果に基づいて、データの直交成分と同相成分の電力を計算するパワー演算部と、前記パワー演算部での演算結果により、PCHにマッピングされた各グループのうち、自局が該当するグループヘの着信の有無を判定すPI情報判定部と、前記PI情報判定部の判定結果、後続のPCH情報を受信する必要があると判断した場合には、DSPに対して割り込み信号を発生し、後続のPCH情報を受信する必要がないと判定した場合には、次のPI部受信までセービング処理を行うための準備を行う割り込み制御部と、を備えたことを特徴とするPCH受信回路。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 13/00 A
, H04B 7/26 X
Fターム (17件):
5K022EE02
, 5K022EE11
, 5K022EE31
, 5K067AA43
, 5K067BB04
, 5K067CC10
, 5K067CC13
, 5K067CC22
, 5K067DD13
, 5K067DD19
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067FF13
, 5K067GG11
, 5K067HH05
, 5K067HH24
, 5K067JJ15
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