特許
J-GLOBAL ID:200903010605759824

交通事故再現システム及びデータ記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-227567
公開番号(公開出願番号):特開平9-052569
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 交通事故再現システムにおいて用いられるセンサが飽和してもその値を修正できるようにすること。【解決手段】 車両のX軸,Y軸,Z軸方向の加速度を検出する加速度センサ1a〜1cに加えて、これらと直交しない第2の加速度センサ1dを設ける。加速度センサ1a〜1cのいずれかが飽和すると、そのレベルの変化がそのまま他の加速度センサ1dに得られる。従ってこの値に基づいてデータを修正してメモリに書込む。こうして修正した値に基づいて事故後の車両の挙動を検出するようにしている。
請求項(抜粋):
交通機関に搭載されるデータ記録装置と、前記データ記録装置のデータを再生するデータ再生装置とを具備する交通事故再現システムにおいて、前記データ記録装置は、3次元空間における少なくとも交通機関の進行方向の加速度を検知する第1の加速度センサ及びこの第1の加速度センサのいずれとも直交しない方向の加速度を検知する第2の加速度センサを含む加速度検出手段と、前記加速度検出手段より出力されるデータを記憶する記憶手段と、前記加速度検出手段の最新の所定数のデータを順次更新しつつ前記記憶手段に書込むと共に、そのデータの絶対値が所定値を越えたときに所定時間後に前記記憶手段への記録を停止する制御手段と、を有するものであり、前記データ再生装置は、前記データ記録装置の記憶手段より前記加速度検出手段のデータを読出し、その第1の加速度センサのデータが飽和値に達しているかどうかを検出する飽和検出手段と、前記飽和検出手段により各センサの出力が飽和値に達しているときに第2の加速度センサの値に基づいてデータを修正するデータ修正手段と、前記記憶手段より読出されたデータ及び前記データ修正手段により修正されたデータから交通機関の挙動を再生する再生手段と、を有するものであることを特徴とする交通事故再現システム。
IPC (4件):
B60R 27/00 ,  G01P 15/00 ,  G09B 9/042 ,  B64D 45/00
FI (4件):
B60R 27/00 ,  G01P 15/00 Z ,  G09B 9/042 A ,  B64D 45/00 Z

前のページに戻る