特許
J-GLOBAL ID:200903010606304324

振動騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037458
公開番号(公開出願番号):特開平6-282273
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 演算負荷等を軽減してより一層の収束速度の向上を図ることができる振動騒音制御装置を提供する。【構成】 振動騒音源の周波数を決定するパルス信号Xを基準信号生成回路19に入力し、該基準信号生成回路19では振動次数成分に応じた正弦波からなる基準信号Uを生成してWフィルタ20及びCフィルタ22に出力する。一方、Cフィルタ22にはNE検出回路からのNE信号Vが入力される。そして、Cフィルタ22ではNE信号Vに応じたフィルタ補正値が補正値選択手段23で選択され、基準信号Uをかかるフィルタ補正値に基づいて補正することにより参照信号Rが生成される。そしてこれら基準信号Uと参照信号Rと誤差信号ε′とWフィルタ20の現在のフィルタ係数とに基づいてWフィルタ20のフィルタ係数を更新する。
請求項(抜粋):
周期性又は擬似周期性を有する振動騒音が発生する少なくとも回転体を有する振動騒音源に対し、該振動騒音を制御する制御信号を出力する第1のフィルタ手段と、前記制御信号を駆動信号に変換する駆動信号生成手段と、該駆動信号生成手段により発生する駆動信号と前記振動騒音源からの振動騒音信号との誤差信号を検出する誤差信号検出手段と、前記駆動信号生成手段と前記誤差信号検出手段との間に形成される振動騒音伝達経路の伝達特性を表現する第2のフィルタ手段と、前記誤差信号検出手段の検出結果と前記第2のフィルタ手段から出力される参照信号と前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数に基づいて前記誤差信号が最小値となるように前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数を更新する制御信号更新手段とを備えた振動騒音制御装置において、前記回転体の回転信号を所定微小角度毎にパルス信号として検出するパルス信号検出手段と、該パルス信号検出手段により検出されたパルス信号の発生間隔に基づいて前記振動騒音源の各構成部位に特有の振動騒音周期に応じた基準信号を作成し前記基準信号を前記第1のフィルタ手段に出力する基準信号作成手段とを備え、前記基準信号作成手段が、前記振動騒音源の前記振動騒音周期に対し単一周期の正弦波を作成する正弦波作成手段を有すると共に、前記第2のフィルタ手段が、前記回転体の回転数に応じた参照信号補正値を選択する補正値選択手段と、該補正値選択手段により選択された補正値に基づき前記基準信号を補正して参照信号を作成する参照信号作成手段とを具備していることを特徴とする振動騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00

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