特許
J-GLOBAL ID:200903010606928964

電気制御式ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-221062
公開番号(公開出願番号):特開平5-039014
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 車両の前進時にも後進時にもブレーキ操作部材の操作量に対応する減速度を得ることができる電気制御式ブレーキ装置を提供する。【構成】 減速度は車両前進時に正の値として検出され、後進時に負の値として検出される(S1)。ブレーキぺダルの踏込み力に基づいて目標減速度GTを正の値で求め(S2)、実減速度Gの絶対値と目標減速度GT とが比較され、ホイールシリンダの制動液圧Pは、実減速度Gが0.95GT より大きく1.05GT より小さい場合には一定の値とされ、0.95GT 以下の場合には増大させられ、1.05GT 以上の場合には減少させられる。実減速度Gの絶対値と目標減速度GT との比較により実減速度Gの過不足量が求められ、前進時にも後進時にもブレーキ操作部材の操作量に対応する減速度を得ることができる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、そのブレーキ操作部材の操作量を検出する操作量検出手段と、車輪の回転を抑制するブレーキを有する車輪回転抑制手段と、車体の減速度を検出する減速度検出手段と、前記操作量検出手段の検出結果に基づいて決まる目標減速度と前記減速度検出手段により検出された実減速度とが一致するように前記車輪回転抑制手段を制御する制御手段とを含む電気制御式ブレーキ装置において、前記減速度検出手段を、車両の前進時と後進時とのいずれか一方で減速度を正の値として検出し、他方で負の値として検出するものとし、前記制御手段を、前記目標減速度を正の値に設定するとともに、実減速度の絶対値と前記目標減速度とが一致するように前記車輪回転抑制手段を制御するものとしたことを特徴とする電気制御式ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/32 ,  B60T 11/10 ,  B60T 13/66
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-018053
  • 特開昭60-078847
  • 特開昭63-258255
全件表示

前のページに戻る