特許
J-GLOBAL ID:200903010608267833

床と壁の連結構造及びその連結部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-263379
公開番号(公開出願番号):特開平11-100984
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 従来方法による建築物の内装工事では、まず、床材を張ってからでないと、内装材を張れない。そのため、内装材や天井工事等の内装工事の際に床面を傷つけやすい。本発明は、内装材工事後に床材工事を行えることを可能にしたものである。【解決手段】 断面形状が長方形の長尺材で、上面長手方向に幅木下部の厚みに等しい幅の凹型条溝が刻設され、下部の角部が床材の厚みに等しい高さで長手方向にL字型に切り欠かれている連結部材を固定し、内装材の底面を該連結部材の上面に当接させて張り、内装工事終了後に、幅木、床材をそれぞれ上記凹型条溝及びL字型切り欠き部に差し込む。
請求項(抜粋):
木造建築物の床と内壁との境界部の構造であって、1.断面形状が長方形の長尺の連結部材であって、その上面に、一方の側面から内装材(B)の厚み(n)だけ隔てて幅木(H)下部の厚みと同じ幅の凹型条溝が長手方向に刻設され、もう一方の側面の下部が、床材(F)の厚みに等しい高さで長手方向にL字型に切り欠かれている連結部材(C)が、その底面が床下地材(D)又は床根太(E)に当接された状態で、斜め釘打ちにより、壁下地に固定され、2.連結部材(C)の上面には、内装材(B)の底面が当接されて、壁下地に張られ、3.上記連結部材(C)の凹型条溝内に、幅木(H)下部が差し込まれて内装材(B)の上に張られ、4.L字型切り欠き部と床下地材(D)又は床根太(E)との間に床材(F)が差し込まれて張られていることを特徴とする床と内壁との境界部の構造。

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