特許
J-GLOBAL ID:200903010609550300

密封軸受装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-134157
公開番号(公開出願番号):特開平8-326765
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 比較的に簡単な構成にて充分なシール性の得られる密封軸受及びその製造方法を提供すること。【構成】 1は内輪であって、その外周部分には外輪2が同心的に配置されている。内輪1の軌道面1aと外輪2の軌道面2aとの間には複数の転動体(ボール)3が配列されており、保持器4によって円周等間隔に保持されている。そして、外輪2の両端部内径にはシールド板5,5が、その先端部5aと内輪1との間にシール隙間6が形成されるように装着されている。このシール隙間6には樹脂製の封止部材7が介在されている。そして、この封止部材7と内輪1の端部外径との間には微小隙間8が形成されている。特に、シールド板5の先端部5aは軸受内部側に向けて屈曲されており、封止部材7はこの先端部5aを抱き込む状態で固形化されている。このために、封止部材7は先端部5aから容易に脱却しない。尚、内輪1,外輪2,シールド板5,封止部材7によって形成された密封空間には、例えばグリースなどの油系潤滑剤が充填されている。
請求項(抜粋):
軸受の端部で、回転側部材及び静止側部材をシール隙間を介して互いに対峙させることにより、ラビリンスシールを形成した密封軸受装置において、シール隙間に、回転側部材及び静止側部材のうち何れか一方の部材との間に微小隙間が形成されるようにして、流動物を固化させてなる封止部材を介在させたことを特徴とする密封軸受装置。
FI (2件):
F16C 33/78 D ,  F16C 33/78 K

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