特許

J-GLOBAL ID：200903010610962107

ゴム状重合体組成物

発明者： 斉藤 章 ,  北川 裕一 ,  山本 圭一
出願人/特許権者： 旭化成工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-104405
公開番号（公開出願番号）：特開平5-295174
出願日： 1992年04月23日
公開日（公表日）： 1993年11月09日
要約：

【要約】【構成】 (A)?@DSCで測定したTgが-30〜-10°C、?Aスチレン/ブタジエンの重量比率が30/70〜50/50、?Bブタジエン部分のビニル結合量が25〜50モル%、?Cムーニー粘度が80〜200であるSBR(有機リチウム化合物触媒)40〜85重量%と、(B)?@DSCで測定したTgが-100〜-75°C、?Aスチレン/ブタジエンの重量比率が0/100〜10/90、?Bムーニー粘度が30〜200であるBR又はSBR(有機リチウム化合物触媒)60〜15重量%とからなり、全体のスチレン/ブタジエンの重量比率が18/82〜35/65、ムーニー粘度が80〜200、DSCで測定されたTgが-40〜-10°Cと、-70°C以下の2つの領域にあるゴム状重合体組成物。【効果】 ウェット・グリップ性能、アイス・グリップ性能、低温破壊性能、低発熱性、反撥弾性、耐摩耗性の良好なタイヤ・トレッドに好適である。

請求項（抜粋）：

(A)成分として、不活性溶媒中、有機リチウム化合物触媒により重合されたスチレンーブタジエンランダム共重合体であって、(1)DSCで測定したガラス転移温度(Tg)が-30〜-10°C(2)結合スチレン/結合ブタジエンの重量比率が30/70〜50/50(3)ブタジエン部分のミクロ構造のビニル結合量が25〜50モル%(4)ムーニー粘度(ML1+4,100°C)が80〜200であるゴム状重合体40〜85重量%と、(B)成分として、不活性溶媒中、有機リチウム化合物触媒によって重合されたポリブタジエンまたはスチレンーブタジエンランダム共重合体であって,(1)DSCで測定したガラス転移温度(Tg)が-100〜-75°C(2)結合スチレン/結合ブタジエンの重量比率が0/100〜10/90(3)ムーニー粘度(ML1+4,100°C)が30〜200であるゴム状重合体60〜15重量%とからなり、全体の結合スチレン/結合ブタジエンの重量比率が18/82〜35/65、ムーニー粘度(ML1+4,100°C)が80〜200、DSCで測定されたTgが-40〜-10°Cの範囲と、-70°C以下の2つの領域にあることを特徴とするゴム状重合体組成物。

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開平1-135845