特許
J-GLOBAL ID:200903010615288838

ディファレンシャル装置のバックラッシシム選択方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-245623
公開番号(公開出願番号):特開平6-066351
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 プレロードなどに伴う寸法の変化分を織り込んで測定した各寸法に基づいてバックラッシ調整用のシムの厚みを算出することにより、このシムの厚みをワーク毎に最適な寸法とし、また測定作業の工数の低減も図る。【構成】 デフキャリヤ10に対してドライブピニオン14を組付けた状態で、このドライブピニオン14の噛合い歯面から前記デフキャリヤ10の一方のシム取付け面10aまでの寸法L1と、左右のシム取付け面10a,11aの間の寸法L2とをそれぞれ測定する一方、デフケース20にリングギヤ24及び両サイドベアリング26,27を組付けた状態で、このリングギヤ24の噛合い歯面から一方のサイドベアリング27の端面までの寸法L3と、両サイドベアリング26,27の端面間の寸法L4をそれぞれ測定し、前記の寸法L1〜L4に基づいて前記バックラッシ調整用のシム28,29の厚みを算出する。
請求項(抜粋):
ドライブピニオンと、これに常時噛合うリングギヤを備えたデフケースとが共にデフキャリヤ内に組込まれるとともに、このデフケースを回転自在に支持する左右のサイドベアリングのそれぞれの端面とデフキャリヤの左右のシム取付け面との間に前記ドライブピニオンとリングギヤとのバックラッシ調整用のシムが設けられるディファレンシャル装置を対象とし、前記デフキャリヤに対してドライブピニオンを組付けた状態で、このドライブピニオンの噛合い歯面から前記デフキャリヤの一方のシム取付け面までの寸法L1と、左右のシム取付け面の間の寸法L2とをそれぞれ測定する一方、前記デフケースにリングギヤ及び両サイドベアリングを組付けた状態で、このリングギヤの噛合い歯面から一方のサイドベアリングの端面までの寸法L3と、両サイドベアリングの端面間の寸法L4をそれぞれ測定し、前記の寸法L1〜L4に基づいて前記バックラッシ調整用のシムの厚みを算出することを特徴としたディファレンシャル装置のバックラッシシム選択方法。
IPC (3件):
F16H 1/38 ,  F16H 55/18 ,  F16H 57/12

前のページに戻る