特許
J-GLOBAL ID:200903010622272599
フラックス含有Alブレージングシート
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
黒瀬 靖久 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005041
公開番号(公開出願番号):特開平5-185276
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】ブレージングシートを用いたアルミニウムまたはその合金材のフラックスろう付において、フラックス塗布量のバラツキや塗布量が多い場合のフラックスの垂れを防止するとともに、バインダーによるろう付不良の発生を防止すること、さらにろう付け品の耐食性を向上することを目的とし、そのためのフラックス含有Alブレージングシートを提供する。【構成】芯材(1)の片面又は両面にクラッドされたろう材層としての皮材(2)は、所定量のSiとフッ化物系フラックスを含み、さらに犠牲陽極効果を付与するためのZn、Sn、Inの1種又は2種以上を含み、残部アルミニウム及び不可避不純物からなる。フラックスを除く元素の合計とフッ化物系フラックスとが重量比で99.9:0.1〜70:30の割合で配合され、かつ密度が理論値の90%以上である。この皮材は片面厚さが10μm以上に規定される。
請求項(抜粋):
アルミニウム又はその合金からなる芯材(1)の片面又は両面に、ろう材層としての皮材(2)がクラッドされたAlブレージングシートにおいて、前記皮材(2)が、Siとフッ化物系フラックスを含み、さらにZn、Sn、Inの1種又は2種以上を含み、残部アルミニウム及び不可避不純物からなり、フッ化物系フラックスを除く元素の合計含有量に対してSi含有量が3〜15wt%、Zn含有量が0.1〜5wt%、Sn含有量が0.01〜0.5wt%、In含有量が0.01〜0.5wt%であり、かつフラックスを除く元素の合計とフッ化物系フラックスとが重量比で99.9:0.1〜70:30の割合で配合され、かつ密度が理論値の90%以上である材料をもって形成され、さらに該皮材(2)の厚さが片面10μm以上に規定されていることをことを特徴とするフラックス含有Alブレージングシート。
IPC (2件):
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