特許
J-GLOBAL ID:200903010634268309
含鉄冷材の溶解方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-154105
公開番号(公開出願番号):特開2001-335822
出願日: 2000年05月25日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】【課題】 高炭素溶鉄の製造コストを低減するために硫黄含有量の高い安価原燃料を使用しても、鉄歩留まりの低下なく、炭素濃度3.7%以上の高炭素溶鉄を得ることができる連続残湯残滓方式の含鉄冷材の溶解方法を提供すること。【解決手段】 連続残湯残滓方式の含鉄冷材の溶解方法において、原燃料として、原燃料のSインプット原単位が0.9kg/t以上になる硫黄含有量の高い安価原燃料を使用し、出湯前或いは出湯後に上記含鉄冷材を加炭(浸炭)溶解して得た高炭素溶鉄全体、或いは残湯した上記高炭素溶鉄の一部を炉内脱硫処理して、種湯の硫黄濃度を0.080%以下に低下することで、硫黄含有量の高い安価原燃料使用に伴う高炭素溶鉄の炭素濃度の低下を防止し、高炭素溶鉄の炭素濃度を3.7%以上にすること。
請求項(抜粋):
種湯、種溶滓の存在する溶解専用転炉に含鉄冷材、副材、炭材、酸素を供給して含鉄冷材を加炭(浸炭)溶解し高炭素溶鉄と溶滓を得、倒炉による出湯時に上記高炭素溶鉄の一部を炉内に残し、次回の含鉄冷材加炭溶解操業の種湯として使用すると共に、出湯に引き続く反出湯側への倒炉による排滓時に上記溶滓の一部を炉内に残し、次回の含鉄冷材加炭溶解操業の種溶滓、鉄ダスト飛散抑制溶滓として使用する連続残湯残滓方式の含鉄冷材の溶解方法において、原燃料として、原燃料のSインプット原単位が0.9kg/t以上になる硫黄含有量の高い安価原燃料を使用すると共に、出湯前、或いは出湯後に上記含鉄冷材を加炭(浸炭)溶解して得た高炭素溶鉄全体、或いは残湯した上記高炭素溶鉄の一部を炉内脱硫処理して、種湯の硫黄濃度を0.080%以下に低下することで、硫黄含有量の高い安価原燃料使用に伴う高炭素溶鉄の炭素濃度の低下を防止し、高炭素溶鉄の炭素濃度を3.7%以上にすることを特徴とする含鉄冷材の溶解方法。
IPC (3件):
C21C 5/28
, C22B 5/04
, C22B 5/10
FI (3件):
C21C 5/28 Z
, C22B 5/04
, C22B 5/10
Fターム (16件):
4K001AA10
, 4K001BA14
, 4K001BA22
, 4K001BA24
, 4K001DA05
, 4K001EA04
, 4K001GA06
, 4K001HA01
, 4K001HA03
, 4K002AA10
, 4K002AB01
, 4K002AB04
, 4K002AB10
, 4K002AC05
, 4K002AC08
, 4K002AD01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特開平1-191725
-
特開平4-099114
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溶銑精錬法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-368429
出願人:日本鋼管株式会社
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特開昭62-047417
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審査官引用 (4件)
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特開平1-191725
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特開平4-099114
-
溶銑精錬法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-368429
出願人:日本鋼管株式会社
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