特許
J-GLOBAL ID:200903010637465075

化学製品の合成方法の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-502575
公開番号(公開出願番号):特表2000-500060
出願日: 1996年06月01日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】装置内で少なくとも一つの化学製品を合成する方法を制御する方法であって、前記装置は、完全に混合した反応器と同質化し得る少なくとも一つの反応器(R)を備えており、前記反応器内においては、操作された変数(GC)が、製品の性質及び/又は合成方法の過程に関係する一又は二つ以上の変数(被制御変数(GR)と呼ぶ)を生成するために、合成方法の過程に影響を与え得るようになっており、前記被制御変数は対応する設定値(CGR)に等しく、前記方法は次の過程を有しており、(a) 被制御変数(CGR)に関する設定値の入力を行う過程、(b) 予測装置(OP)を用いて、合成方法処理変数(MGC)の測定値に基づいて、被制御変数(PGR)の予測を行う過程、(c) 制御装置(OC)を用いて、設定値(CGR)及び被制御変数の予測値(PGR)に基づいて、合成方法処理変数(CGC)の設定値の計算を行う過程、(d) 合成方法を影響を与えるために、合成方法処理変数(CGC)の設定値を付勢器に移行させる過程、これらの過程において、予測装置(OP)は、直接モデル(M)と呼ばれる方法の数学的モデルに基づいており、かつ、反応器(R)内の少なくとも一つの成分(X)の質量MXRが次式により予測し得るように設定されており、上式において、FXRinは反応器Rに入る成分Xの質量流量であり、τXは反応器内における成分Xの滞留時間であり、関数y=LAG(u,τ)は微分方程式の解であり、u及びτの瞬時値、並びに、yの最後の計算値により計算したものである制御方法。
請求項(抜粋):
装置内で少なくとも一つの化学製品を合成する方法を制御する方法であって、前記装置は、完全に混合した反応器と同質化し得る少なくとも一つの反応器(R)を備えており、前記反応器内においては、一つ又は二つ以上の操作された変数(GC)が、製品の性質及び/又は合成方法の過程に関係する一つ又は二つ以上の変数(被制御変数(GR)と呼ぶ)を生成するために、合成方法の過程に影響を与え得るようになっており、前記被制御変数は対応する設定値(CGR)に等しく、前記方法は次の過程を有しており、 (a) 被制御変数(CGR)に関する設定値の入力を行う過程、 (b) 予測装置(OP)を用いて、合成方法処理変数(MGC)の測定値に基づいて、被制御変数(PGR)の予測を行う過程、 (c) 制御装置(OC)を用いて、設定値(CGR)及び被制御変数の予測値(PGR)に基づいて、合成方法処理変数(CGC)の設定値の計算を行う過程、 (d) 合成方法に影響を与えるために、合成方法処理変数(CGC)の設定値を付勢器に、または、該付勢器を制御する制御器に移行させる過程、 これらの過程において、予測装置(OP)は、直接モデル(M)と呼ばれる方法の数学的モデルに基づいており、かつ、反応器(R)内の少なくとも一つの成分(X)の質量MXRが次式により予測し得るように設定されており、 MXR=LAG(FXRin・τXX) 上式において、 FXRinは反応器Rに入る成分Xの質量流量、τXは反応器内における成分Xの滞留時間であり、その値は次式で表される: τX=MXR/(ΣFxdis) MXRは反応器R内に存在する成分Xの質量の最後の計算値であり、ΣFxdisは、特に、反応及び/又は反応器から出ることによって、成分Xが反応器Rからなくなるときの質量流量Fxdisの総和であり、 関数y=LAG(u,τ)は微分方程式 u=τ(dy/dt)+y の解であり、u及びτの瞬時値、並びに、yの最後の計算値により計算したものである制御方法。
IPC (5件):
B01J 19/00 ,  B01J 19/00 321 ,  C08F 2/00 ,  C08F 10/02 ,  G05D 21/00
FI (5件):
B01J 19/00 J ,  B01J 19/00 321 ,  C08F 2/00 Z ,  C08F 10/02 ,  G05D 21/00 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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