特許
J-GLOBAL ID:200903010641699420
水晶ユニットの製造方法と水晶発振器の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-035797
公開番号(公開出願番号):特開2003-273696
出願日: 2003年01月08日
公開日(公表日): 2003年09月26日
要約:
【要約】【課題】等価直列抵抗R1が小さく、品質係数Q値が高い超小型の音叉形状の屈曲水晶振動子を具えた水晶ユニットの製造方法と基本波モード振動の周波数で出力信号が高い周波数安定性を有する水晶発振器の製造方法を提供する事にある。【解決手段】 音叉腕と音叉基部とを具えて構成され、前記音叉腕又は前記音叉腕と前記音叉基部の上下面に溝又は貫通穴を設け、これらの溝又は貫通穴の側面部に電極を配置し、その電極に対抗して音叉腕の側面に極性の異なる電極を配置した音叉形状の屈曲水晶振動子を形成する工程から成る水晶ユニットの製造方法と、基本波モード振動のフイガーオブメリットが高調波モード振動のフイガーオブメリットより大きくなるように前記音叉形状の屈曲水晶振動子は構成されている。と同時に、更に、増幅回路の増幅率と帰還回路の帰還率との関係により、出力信号が基本波モードの周波数で、かつ、高精度で得られる水晶発振器の製造方法である。
請求項(抜粋):
水晶振動子とケースと蓋とを具えて構成される水晶ユニットの製造方法であって、前記水晶振動子は屈曲モードで振動する音叉腕と音叉基部から成る音叉形状の屈曲水晶振動子で構成され、前記音叉腕は上面と下面と側面とを有し、前記音叉形状の音叉腕に溝が設けられ、前記溝の側面に電極が配置され、前記溝側面の電極とその電極に対抗する音叉腕側面の電極とが互いに異極で、かつ、前記音叉腕が逆相で振動するように溝と電極を有する音叉形状の屈曲水晶振動子を水晶ウエハに形成する工程、と前記音叉形状の屈曲水晶振動子は表面実装型あるいは円筒型のユニットに収納する工程、と前記水晶ウエハに形成された音叉形状の屈曲水晶振動子の共振周波数を少なくとも2回の別々の工程によって調整する工程、とを有し、最初の周波数調整は水晶ウエハの状態で行われ、かつ、2回目の周波数調整は前記音叉形状の屈曲水晶振動子をケース又は蓋の固定部に固定した後に行われる事を特徴とする水晶ユニットの製造方法。
IPC (4件):
H03H 9/19
, H03B 5/32
, H03H 3/04
, H03H 9/215
FI (4件):
H03H 9/19 J
, H03B 5/32 J
, H03H 3/04 B
, H03H 9/215
Fターム (6件):
5J079AA04
, 5J079FB03
, 5J079HA07
, 5J108NA03
, 5J108NB03
, 5J108NB05
前のページに戻る