特許
J-GLOBAL ID:200903010651684553

液面検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-141574
公開番号(公開出願番号):特開平9-325062
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 直流電源の切替手段の構成が複雑であり、また液面を検出可能な液体の電気抵抗に下限があり、これを解消しようとすると信号処理回路が複雑になる。【解決手段】 直流電源2に基準抵抗4、スイッチ12の直列接続からなる第1の経路と基準抵抗6、スイッチ14の直列接続からなる第2の経路とを並列に設け、各基準抵抗とスイッチとの間に電極8、10、及び液面検知器であるCMOSインバータ20、22を接続する。スイッチ12、14を交互に開閉することにより、電極間の電圧の向きが反転する。またこの構成により電極が液面に接触時において電極は交互にアースされ、電気抵抗RX の変化は電位参照点16、18の電位の極大値のみに影響し、極小値には影響しない。このため極小値に起因する、液面検知可能な液体の電気抵抗RX の下限に対する制約が生じない。
請求項(抜粋):
液体に差し入れられる第1の電極と第2の電極とからなる一対の電極と、この電極間に電圧を印加する直流電源と、この直流電源の一方端と上記第1の電極との間に直列接続された第1の基準抵抗素子と、上記直流電源の一方端と上記第2の電極との間に直列接続された第2の基準抵抗素子と、上記第1の基準抵抗素子の上記第1の電極側と上記直流電源の他方端との間に設けられた第1のスイッチと、上記第2の基準抵抗素子の上記第2の電極側と上記直流電源の他方端との間に設けられた第2のスイッチと、これら両スイッチを逆極性で交互に開閉するスイッチ制御手段と、上記基準抵抗素子の上記電極側の間の両電位参照点の少なくともいずれか一方の電位を検知する電位検知手段と、を有し、上記一対の電極が上記液体に接した際の電極間電気抵抗の変化により、液面を検出することを特徴とする液面検出装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-185124

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