特許
J-GLOBAL ID:200903010651850518

加工性の良好な730N/mm2以上の強度を有する高強度熱延鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235248
公開番号(公開出願番号):特開平6-057376
出願日: 1992年08月11日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 加工性(伸び、伸びフランジ性)の良好な730N/mm2以上の強度を有する高強度熱延鋼板を提供する。【構成】 この熱延鋼板は、C:0.1〜0.2%、Si:1.5〜2.5、Mn:1.5〜2.5%、Cr:0.5〜1.5%、P≦0.03%、S≦0.005%、Al:0.01〜0.06%を含有し、必要に応じて更にCa≦0.01%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなる鋼板であって、フェライト体積率(VfF):30%以上、マルテンサイト(残留γを含む)体積率(VfM):1〜20%、ベイナイト(微細な炭化物を有する疑似パーライトを含む)体積率(VfB):≧2×VfMの3相を主体とした組織からなることを特徴としている。熱間圧延によりAr3点以上で仕上げた後、3〜20°C/secの冷却速度にてAr3〜Ar1の二相域まで徐冷し、(又は30°C/sec以上の冷却速度にてAr3〜Ar1の二相域まで冷却した後、3〜20°C/secの冷却速度にて1〜20秒間徐冷し)、その後30°C/sec以上の冷却速度で冷却した後、350〜550°Cで巻き取ることにより得られる。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、C:0.1〜0.2%、Si:1.5〜2.5、Mn:1.5〜2.5%、Cr:0.5〜1.5%、P≦0.03%、S≦0.005%、Al:0.01〜0.06%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなる鋼板であって、フェライト体積率(VfF):30%以上、マルテンサイト(残留γを含む)体積率(VfM):1〜20%、ベイナイト(微細な炭化物を有する疑似パーライトを含む)体積率(VfB): ≧2×VfM、の3相を主体とした組織からなることを特徴とする加工性の良好な730N/mm2以上の強度を有する高強度熱延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭61-276952
  • 特開昭59-035653
  • 特開平3-264645
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