特許
J-GLOBAL ID:200903010652252053

無線LANシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283127
公開番号(公開出願番号):特開平9-130381
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 ミリ波を使用した無線LANシステムにおいて、通信不通の原因が、遮蔽物によるものか否かを判断し、遮蔽物による不通の場合でも故障管理のできる無線LANシステムの提供。【解決手段】 無線アダプタ内のキャリア検出回路13は受信キャリアがなくなったことによりミリ波信号が不通になったことを検出し、赤外線送受信部14,15を用いて遮断物を検知する補助的な通信を試み、補助通信が成功した場合は、無線アダプタ間に遮蔽物は存在しないので無線アダプタやATM機器の故障と判断し、補助通信が失敗した場合は、遮蔽物による電波の遮断と判断することで障害の原因を絞り込むことができる。そして、遮蔽物による不通の場合、不通区間の両無線アダプタでセル制御部によりOAMセルを生成、認識等して疑似的に接続性を保ちOAMによる管理を行う。
請求項(抜粋):
少なくとも1台のATM交換機と、複数台のATM端末と、通信経路として光ファイバまたはUTPなどを有するLANシステムにおいて、前記通信経路の一部を無線にするため前記光ファイバまたはUTPなどの有線信号からミリ波を使用した無線信号へ、またはその逆の変換を行う無線アダプタを設け、該無線アダプタが前記ミリ波信号の不通時に遮蔽物の有無を検知する補助通信を行うための赤外線の発光部及び受光部と、前記補助通信の検知結果に応じて前記不通の原因が遮蔽物によるものかそれ以外の障害によるものかを判断する機能を具備するようにしたことを特徴とする無線LANシステム。

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