特許
J-GLOBAL ID:200903010652756310

ステンレス鋼の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075687
公開番号(公開出願番号):特開平9-262685
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】微量の硫化水素を含む湿潤炭酸ガス環境下での母材なみの耐食性と十分な機械的性能を備えた接合部をもたらすステンレス鋼の拡散接合方法の提供。【解決手段】突き合わせた被接合材12の端面の間に低融点接合材料を介在させて、接合部3を加熱し、長手方向5に圧縮応力を加えて拡散接合する方法において、被接合材12は、Cr:9重量%以上を含有するステンレス鋼とし、低融点接合材料は、厚さ10〜80μmのCr:5重量%以上を含有する融点1150°C以下のNi基合金とし、圧縮応力は、突き合わせた端面において0.5〜2kgf/mm2 の圧力とし、加熱は、800°C以上になる加熱長さ2を、3〜20mmとして接合層1の温度を低融点接合材料の融点以上で被接合材の融点以下に120秒以上保持するステンレス鋼の接合方法。
請求項(抜粋):
突き合わせた被接合材(12)の端面の間に低融点接合材料を介在させて、接合部(3)を加熱し、長手方向(5)に圧縮応力を加えて拡散接合する方法において、被接合材(12)は、Cr:9重量%以上を含有するステンレス鋼とし、低融点接合材料は、厚さ10〜80μmのCr:5重量%以上を含有する融点1150°C以下のNi基合金とし、圧縮応力は、突き合わせた端面において0.5〜2kgf/mm2 の圧力とし、加熱は、800°C以上になる加熱長さ(2)を、3〜20mmとして接合層(1)の温度を低融点接合材料の融点以上で被接合材の融点以下の温度域に120秒間以上保持する条件で行うことを特徴とする被接合材の母材と同等以上の機械的性質および耐炭酸ガス腐食性を有する接合部を形成するステンレス鋼の接合方法。
IPC (3件):
B23K 20/00 310 ,  B23K 20/00 ,  C22C 19/05
FI (3件):
B23K 20/00 310 G ,  B23K 20/00 310 M ,  C22C 19/05 B

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