特許
J-GLOBAL ID:200903010655373846

内燃機関の可変圧縮比装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-161544
公開番号(公開出願番号):特開平8-028314
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 クランクピンとコンロッド大端部との間に介装される偏心輪の内、外周面間の偏心量を最大限利用して、圧縮比を効果的に変更させる。【構成】 ピストン4が下死点にきたとき、偏心輪6の最薄肉部をクランク軸1の回転中心Oに向けた状態で、連結ピン9により偏心輪6をクランクピン1P 又はコンロッド大端部2B に選択的に連結する。偏心輪6をクランクピン1P に連結すると、ピストン4は、その下死点位置を変えずに、偏心輪6を大端部2B に連結したときに比し、偏心輪6の偏心量εの2倍相当分、ストロークを増加させる。
請求項(抜粋):
小端部(2S )をピストン(4)に連接したコンロッド(2)の大端部(2B )をクランク軸(1)のクランクピン(1P )に支承させた内燃機関において、クランクピン(1P )の外周面及びコンロッド(2)の大端部(2B )の内周面に、偏心輪(6)の互いに所定量(ε)偏心した内周面(6I )及び外周面(6O )をそれぞれ回転可能に嵌合し、この偏心輪(6)には、偏心輪(6)を、その内、外周面(6I ,6O )の偏心方向をクランク軸(1)の回転中心(O)に向けてクランクピン(1P )に連結する第1の連結状態と、ピストン(4)の下死点では偏心輪(6)が第1の連結状態と同一位置を占めるように偏心輪(6)を大端部(2B )に連結する第2の連結状態とを選択的に確立し得る連結切換手段(7)を設けたことを特徴とする、内燃機関の可変圧縮比装置。
IPC (2件):
F02D 15/02 ,  F02B 75/04

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