特許
J-GLOBAL ID:200903010658007905

改善された吸収透過性を有する吸収性材料およびそれを作るための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514345
公開番号(公開出願番号):特表2000-501979
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】好ましい吸収能力を維持する一方、ゲルブロッキングを被らないように実質的に改善された液体透過性を有する吸収性材料。吸収性材料は(a)水不溶性吸収性ヒドロゲル形成性ポリマーを含む複数の吸収性ゲル化粒子、および(b)該吸収性ゲル化粒子に共有結合するポリカチオン性ポリマーを含み、ここで、該吸収性材料は、(500-11.5・GV)(10-7)cm3sec/g(式中GVは吸収性材料のゲルボリュームである)より大きい塩水流伝導度を有する。
請求項(抜粋):
1.(a)水不溶性吸収性ヒドロゲル形成性ポリマーを含む複数の吸収性ゲル化粒子、および (b)該吸収性ゲル化粒子に共有結合したポリカチオン性ポリマー を含む吸収性材料であって、 該吸収性材料が(500-11.5・GV)・(10-7)cm3sec/g(式中GVは吸収性材料のゲルボリュームである)を超える塩水流伝導度を有する吸収性材料。 2.前記吸収性材料が少なくとも約20・(10-7)cm3sec/gの塩水流伝導度を有する請求項1の吸収性材料。 3.前記吸収性材料が(500-11.0・GV)・(10-7)cm3sec/gより大きい塩水流伝導度を有する請求項2の吸収性材料。 4.少なくとも約80重量%のポリカチオン性ポリマーが吸収性ゲル化粒子に共有結合している請求項1の吸収性材料。 5.少なくとも約90重量%のポリカチオン性ポリマーが吸収性ゲル化粒子に共有結合している請求項4の吸収性材料。 6.吸収性ゲル化粒子が約100から約800の範囲内のメジアン粒子サイズを有する請求項1の吸収性材料。 7.ポリカチオン性ポリマーが、ポリアミン、ポリイミンおよびそれらの混合物からなる群より選択される請求項1の吸収性材料。 8.ポリアミンが、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、およびそれらの混合物からなる群より選択される請求項7の吸収性材料。 9.ポリイミンが、ポリエチレンイミン、エピハロヒドリンと架橋した改変されたポリエチレンイミンおよびそれらの混合物からなる群より選択される請求項7の吸収性材料。 10.(a)ポリカチオン性ポリマーおよび溶媒を含む溶液を調製する工程、 (b)前記溶液を水不溶性吸収性ヒドロゲル形成性ポリマーを含む複数の吸収性ゲル化粒子に適用する工程、 (c)得られる吸収性材料が(500-11.5・GV)・(10-7)cm3sec/gより大きい塩水流伝導度を有するようにポリカチオン性ポリマーを吸収性ゲル化粒子と反応させる工程を具備する吸収性材料を製造するための方法。 11.工程(c)がさらに、工程(b)で得られた材料を約100°Cから約350°Cの温度で加熱することを含む請求項10の方法。 12.加熱温度が約150°Cから約250°Cである請求項11の方法。 13.工程(c)で得られた素材から溶媒を除去することを更に含む請求項10の方法。 14.溶媒を除去する工程が工程(c)で得られた材料から溶媒を蒸発させることを含む請求項13の方法。 15.前記溶液が約0.05重量%ないし約60重量%のポリカチオン性ポリマーを含む請求項10の方法。 16.ポリカチオン性ポリマーが、ポリアミン、ポリイミンおよびそれらの混合物からなる群より選択される請求項10の方法。 17.ポリアミンがポリビニルアミン、ポリアリルアミン、およびそれらの混合物からなる群より選択される請求項16の方法。 18.ポリイミンがポリエチレンイミン、エピハロヒドリンで架橋された改変されたポリエチレンイミンおよびそれらの混合物からなる群より選択される請求項16の方法。 19.請求項10記載の方法にしたがって製造された吸収性材料。
IPC (4件):
B01J 20/26 ,  A61F 5/44 ,  A61F 13/15 ,  A61F 13/45
FI (4件):
B01J 20/26 B ,  A61F 5/44 H ,  A61F 13/18 307 B ,  A41B 13/02 D
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開昭50-087186
  • 特開昭59-189103
  • 特開平2-248404
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