特許
J-GLOBAL ID:200903010659102677

液晶表示装置およびその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-272387
公開番号(公開出願番号):特開平9-113878
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 走査駆動回路の構成の簡略化によるチップサイズの小型化および低コスト化を図り、小型で低価格な液晶表示装置を実現する。【解決手段】 各画素に薄膜トランジスタを有する液晶パネルにおいて、導通状態の薄膜トランジスタのゲート電極が接続される走査信号配線の容量Cb と補助容量の形成される隣接走査信号配線の容量Ca とが、Ca >Cb となるように、各画素電極の補助容量と薄膜トランジスタのゲート・ドレイン間寄生容量と画素容量の値を設定することにより、薄膜トランジスタを導通状態にするためのオン電圧Vonが走査信号配線に印加されている1走査期間にのみ、画素電極に接続される補助容量を形成する隣接走査信号配線に対して、補償電圧Vga,Vgbを印加する。このように、補償電圧印加期間を1走査期間としているため、走査信号配線を駆動する走査駆動回路は、同時に3種類の電圧を出力できればよく、構成の簡略化を図れる。
請求項(抜粋):
直交配置した複数の走査信号配線および複数の画像信号配線と、前記走査信号配線と前記画像信号配線の各交差点に配置され前記走査信号配線にゲート電極を接続し前記画像信号配線にソース電極を接続した薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタのドレイン電極に接続されるとともに隣接する走査信号配線との間に補助容量を形成した画素電極と、前記画素電極と液晶材料を挟んで対向配置され前記画素電極との間に画素容量を形成した共通電極とを備えた液晶表示装置であって、前記画素電極に画像信号電圧を印加するために前記薄膜トランジスタを導通状態にするオン電圧が前記走査信号配線に印加されたとき、前記オン電圧が印加された走査信号配線の容量値よりも、前記画像信号電圧が印加される前記画素電極との間に補助容量を形成した前記隣接する走査信号配線の容量値の方が大きくなるように、前記薄膜トランジスタのゲート・ドレイン間寄生容量,前記補助容量および前記画素容量の値を設定したことを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 550 ,  G02F 1/136 500 ,  G09G 3/36
FI (3件):
G02F 1/133 550 ,  G02F 1/136 500 ,  G09G 3/36
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-035218
  • 特開平3-035218

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