特許
J-GLOBAL ID:200903010659762650

無停電電源装置及び無停電電源装置の交流スイッチ遮断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-186691
公開番号(公開出願番号):特開2003-087999
出願日: 2002年06月26日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 電力変換器を用いてサイリスタからなる交流スイッチをできるだけ速く遮断状態にすることができる無停電電源装置を提供する。【解決手段】 逆並列接続したサイリスタからなる交流スイッチ1を介して、商用電源3から負荷装置9に電力を供給する。この状態において、停電検出手段12が停電を検出すると、電流検出手段11aが正極性の電流を検出したときは、基準正弦波電圧発生回路11が、商用電源と同位相の同期正弦波電圧Vref1より電圧差指令値ΔVだけ高い高電圧同期正弦波電圧Vref2を発生し、電流検出手段11aが負極性の電流を検出したときは基準正弦波電圧発生回路11は同期正弦波電圧Vref1より電圧差指令値ΔVだけ低い低電圧同期正弦波電圧Vref3を発生する。これにより電力変換器5は、交流スイッチ1のライン17b側の電圧を他方のライン17a側に対して導通状態のサイリスタに逆バイアス電圧を印加する電圧を出力し、導通状態のサイリスタは急速に消弧する。
請求項(抜粋):
逆並列接続された一対のサイリスタから構成された交流スイッチを介して商用電源から負荷装置に交流電力を供給する第1の給電経路と、直流電力源を電源として直流電力を交流電力に変換して前記負荷装置に交流電力を供給する逆変換動作を行う電圧制御型の電力変換器を含む第2の給電経路と、基準正弦波電圧を出力する基準正弦波電圧発生回路と、前記基準正弦波電圧に基づいて、前記電力変換器に前記逆変換動作を行わせるための電圧制御指令を出力する制御指令発生手段とを具備し、前記制御指令発生手段から前記電圧制御指令が出力されている間は前記交流スイッチが遮断状態になって、前記第1の給電経路からの前記負荷装置への交流電力の供給が、前記第2の給電経路からの前記負荷装置への交流電力の供給へと切り換わる無停電電源装置であって、前記基準正弦波電圧発生回路が、前記商用電源と同期し、前記基準正弦波電圧として用いたときに前記電力変換器の出力電圧が前記商用電源の電圧とほぼ等しくなる同期正弦波電圧Vref1と、前記同期正弦波電圧Vref1と位相が等しく且つ前記同期正弦波電圧よりも高い電圧の高電圧同期正弦波電圧Vref2と前記同期正弦波電圧Vref1と位相が同期し且つ前記同期正弦波電圧よりも低い電圧の低電圧同期正弦波電圧Vref3とを作成する正弦波電圧作成手段と、前記交流スイッチを流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電圧制御指令が出力されていないときには前記同期正弦波電圧Vref1を選択し、前記電圧制御指令が出力されているときで前記電流検出手段の出力が正極性であるときには前記高電圧同期正弦波電圧Vref2を選択し、またそのときに前記電流検出手段の出力が負極性であるときには前記低電圧同期正弦波電圧Vref3を選択し、またそのときに前記電流検出手段の出力が0になると前記同期正弦波電圧Vref1を選択して前記制御指令発生手段に前記基準正弦波電圧として出力する正弦波電圧選択手段とから構成されることを特徴とする無停電電源装置。
IPC (2件):
H02J 9/06 504 ,  H02M 7/48
FI (2件):
H02J 9/06 504 B ,  H02M 7/48 N
Fターム (13件):
5G015FA10 ,  5G015GA02 ,  5G015HA13 ,  5G015JA09 ,  5G015JA11 ,  5G015JA26 ,  5G015JA32 ,  5G015JA35 ,  5G015JA52 ,  5H007AA06 ,  5H007BB05 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-257427
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-257427

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